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はりほどのことをぼうほどにいう【針ほどのことを棒ほどに言う】🔗⭐🔉
はりほどのことをぼうほどにいう【針ほどのことを棒ほどに言う】
小さなことを大げさに言うたとえ。
◎針ぐらいに細く小さなものを棒ほどに太く大きいもののように言うの意から。
〔類〕針小棒大
〔較〕make an elephant of a fly(蠅(はえ)を象にする)
はんかつう【半可通】🔗⭐🔉
はんかつう【半可通】
通人ぶったり、知ったかぶりをしたりすること。また、そういう人のこと。
◎「半可」は中途半端なこと。「通」はものごとに通じてくわしいこと。
はんがんびいき【判官贔屓】🔗⭐🔉
はんがんびいき【判官贔屓】
→判官贔屓
はんきをひるがえす【反旗を翻す】🔗⭐🔉
はんきをひるがえす【反旗を翻す】
反逆すること。敵対すること。
◎「反旗」は謀反(むほん)を起こした人が立てる旗で、それが風になびくようすから。「反旗」は「叛旗」とも書く。
はんじょうをいれる【半畳を入れる】🔗⭐🔉
はんじょうをいれる【半畳を入れる】
他人の言動を茶化したり、非難したり、野次ったりすること。
◎「半畳」は座布団代わりの小さなござの類。昔、芝居の観客が、役者の芸が気に入らなくて不平不満を表すとき、その半畳を舞台に投げ込んだことから。
はんにゃとう【般若湯】🔗⭐🔉
はんにゃとう【般若湯】
酒の異称。
◎「般若」は梵語の音訳語で、知恵の意。血行をよくし、知恵がよくはたらくようになる湯の意で、酒を飲むことを禁じられていたために僧が使った隠語から。
はんぶんじょくれい【繁文縟礼】🔗⭐🔉
はんぶんじょくれい【繁文縟礼】
規則や手続き、礼儀作法などが繁雑で、きわめてわずらわしいこと。
◎「繁文」は規則がこまごまとあってめんどうなこと。「縟礼」はややこしい礼儀作法のこと。略して「繁縟」とも言う。
はんぽのこう【反哺の孝】🔗⭐🔉
はんぽのこう【反哺の孝】
→鳩に三枝の礼あり烏に反哺の孝あり
はんめんのしき【半面の識】🔗⭐🔉
はんめんのしき【半面の識】
ほんのちょっとした知り合いのこと。また、ほんのちょっと見ただけでその顔をずっと覚えていること。
◎「半面」は顔半分の意。中国後漢の応奉(おうほう)という人が、顔を半分ちょっと見た人を、数十年後に出会うときまで覚えていたという故事から。
〔出〕後漢書(ごかんじょ)
ばいをふくむ【枚を銜む】🔗⭐🔉
ばいをふくむ【枚を銜む】
声を立てず、じっと息をこらすこと。
◎「枚」は昔、夜襲の際に、兵や馬が声を出さないように口にくわえた棒。「銜む」はくわえる意。
〔出〕漢書(かんじょ)
ことわざ ページ 1026。