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めいきょうもうらをてらさず【明鏡も裏を照らさず】🔗🔉

めいきょうもうらをてらさず【明鏡も裏を照らさず】 どんなに賢い人にも、目の届かないことがあるというたとえ。 ◎どんなに曇りのないよい鏡でも、物の裏までは映さないの意から。

めいしょにみどころなし【名所に見所なし】🔗🔉

めいしょにみどころなし【名所に見所なし】 名と実は必ずしも一致しない。評判と実際とは、とかく違う場合が多いということ。 ◎名所を実際に訪ねてみると、案外見るものが少なく、つまらない所が多いの意から。 〔例〕「名所よりわが家を誉(ほ)める旅帰り」(古川柳) 〔類〕名物に旨い物なし

めいじんはひとをそしらず【名人は人を謗らず】🔗🔉

めいじんはひとをそしらず【名人は人を謗らず】 名人ともなれば、人をうらやんだりねたんだりする必要がないから、人の欠点をあれこれとけなしたりするようなまねはしないということ。

めいそうじょうき【明窓浄机】🔗🔉

めいそうじょうき【明窓浄机】 気持ちのいい書斎のこと。 ◎明るい窓と、清潔な机の意から。「机」は「几」とも書く。 〔出〕欧陽修

めい たんせきにせまる【命 旦夕に迫る】🔗🔉

めい たんせきにせまる【命 旦夕に迫る】 死が目前に迫っていることの形容。 ◎「旦夕」は朝夕の意。命が尽きようとする時が、今夕か明朝かという間近に差し迫っているの意から。

めいてつほしん【明哲保身】🔗🔉

めいてつほしん【明哲保身】 ものの道理をよくわきまえた賢明な人は、ものごとを的確に処理して身を誤ることがないということ。 ◎「明哲」は道理に明るく聡明(そうめい)なこと、「保身」は身を安全に保つの意。「明哲身を保つ」とも言う。 〔出〕詩経(しきょう)

めいはぎによってかろし【命は義によって軽し】🔗🔉

めいはぎによってかろし【命は義によって軽し】 たいせつな命(いのち)も、道義のためなら軽んじても惜しくはないということ。 〔出〕後漢書(ごかんじょ)

めいはてんにあり【命は天に在り】🔗🔉

めいはてんにあり【命は天に在り】 人間の運命はすべて天の定めるところで、人間の力ではどうすることもできないということ。 〔出〕史記 〔類〕運は天にあり 〔較〕Heaven is above all.(天は万物の上にある)

めいばにくせあり【名馬に癖あり】🔗🔉

めいばにくせあり【名馬に癖あり】 名馬と言われるほどの馬は、なにがしかの癖を持っている。人間も非凡な才能の持ち主には強い個性があるということ。

ことわざ ページ 1092