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くちがおもい【口が重い】🔗⭐🔉
くちがおもい【口が重い】
口数が少なくてあまり話さないことのたとえ。
《例文》
「口が重くて、あまりあいそのいいほうではないが、根はいい男性だ。」
くちがかかる【口が掛かる】🔗⭐🔉
くちがかかる【口が掛かる】
芸能人などが、芸をしてくれるようにと客から呼び出しを受けて招かれる。
《例文》
「その夜、宴会の口が掛かって来たので、いつものように三味線を入れたトランクを提げて…」《織田作之助(オタ゛サクノスケ)・夫婦善哉》
《転じて、一般に》物事の依頼や招きなどを受けることのたとえ。
《例文》
「地方から講演会の口が掛かった。」
くちがかたい【口が堅い】🔗⭐🔉
くちがかたい【口が堅い】
言ってはならないことは簡単には話さないこと。
《例文》
「口が堅い人だから、どんな秘密を話しても大丈夫だ。」
《対句》口が軽い。
くちがかるい【口が軽い】🔗⭐🔉
くちがかるい【口が軽い】
軽薄で口数が多くてよくしゃべること。
《例文》
「口が軽くて、しばしば失言する。」
《対句》口が堅い。
くちがすぎる【口が過ぎる】🔗⭐🔉
くちがすぎる【口が過ぎる】
身分を越えていて言ってはならないことや、失礼になることを言うことのたとえ。「ことばが過ぎる」とも。
《例文》
「教師に対する生徒の言い方として、それは口が過ぎるぞ。」
くちがすっぱくなる【口が酸っぱくなる】🔗⭐🔉
くちがすっぱくなる【口が酸っぱくなる】
同じことをいやになるほど何度も繰り返して言うことのたとえ。「口が酸(ス)くなる」とも。
《例文》
「やってはならないと口が酸っぱくなるほど言ったのに、あんなばかなことをしてしまった。」
くちがすべる【口が滑る】🔗⭐🔉
くちがすべる【口が滑る】
言うべきでないことをうっかり言うこと。「口を滑らせる」とも。
《例文》
「つい口が滑って、上役の悪口が出た。」
くちがひあがる【口が干上がる】🔗⭐🔉
くちがひあがる【口が干上がる】
生活の手段を失って生計が立たなくなることのたとえ。「あごが干上がる」とも。
《例文》
「たとえ口が干上がっても、やりたいことはやるのだ。」
くちがへらない【口が減らない】🔗⭐🔉
くちがへらない【口が減らない】
口が達者で、言い返したり負け惜しみを言ったり、憎まれ口をきいたりして、よくしゃべることのたとえ。
《例文》
「ああ言えばこう言うし、とにかくあんなに口が減らないやつはない。」
ことわざ ページ 161。