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くちをとざす【口を閉ざす】🔗🔉

くちをとざす【口を閉ざす】 発言すべきときに意見などを言わない。「口を鎖(トサ゛)す」「口を閉じる」とも。 《例文》 「貝のように口を閉ざしている。」 《類句》口を噤(ツク゛)む。

くちをぬぐう【口を拭う】🔗🔉

くちをぬぐう【口を拭う】 《物を食べた後、口をふき、よごれを取ることから》 食べたのに、食べなかったふりをすることのたとえ。 《参考》 盗み食いの場合などに言う。 悪事などをしているのに、しなかったふりをすることのたとえ。 《例文》 「公金を横領しながら口をぬぐい、涼しい顔で出国した。」

くちをぬらす【口を濡らす】🔗🔉

くちをぬらす【口を濡らす】 少量の飲み食いをすることのたとえ。 《例文》 「お祝いですから口をぬらして行ってください。」 やっと暮らしを立てることのたとえ。 《例文》 「こればかしの年金では夫婦で口をぬらすこともできない。」

くちをのりする【口を糊する】▽中国🔗🔉

くちをのりする【口を糊する】▽中国 やっと食べるだけの貧しい暮らしを立ててゆく。「口を糊(コ)す」「口に糊する」とも。 《例文》 「勘次は悄(シオ)れた首を擡(モタ)げて三人の口を糊するために日傭(ヒヨウ)に出た。」《長塚節(ナカ゛ツカタカシ)・土》 《参考》 「糊する」は、粥(カユ)をすすること。 《出典》 〔春秋左氏伝(シュンシ゛ュウサシテ゛ン)・昭公七年〕 《類句》糊口(ココウ)を凌(シノ)ぐ。

くちをわる【口を割る】🔗🔉

くちをわる【口を割る】 隠していたことを白状することのたとえ。 《例文》 「つかまえてから1週間目にやっと口を割った。」

くってかかる【食って掛かる】🔗🔉

くってかかる【食って掛かる】 目上の人などに反抗して激しい口調で文句などを言う。 《例文》 「少しでも気に入らないことがあると、すぐに相手かまわず食って掛かる。」

くづめらくがみ【苦爪楽髪】🔗🔉

くづめらくがみ【苦爪楽髪】 苦労をしているときは爪が早く伸びやすく、楽をしているときは髪が早く伸びやすいということ。 《参考》 苦髪楽爪。

ことわざ ページ 165