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げいがみをたすけるほどのふしあわせ【芸が身を助ける程の不仕合せ】🔗⭐🔉
げいがみをたすけるほどのふしあわせ【芸が身を助ける程の不仕合せ】
道楽して落ちぶれ、全盛時代に習い覚えた芸を生活の手段にして暮らす不幸な状態のこと。
《参考》
川柳の一つ。
けいぐんのいっかく【鶏群の一鶴】▽中国🔗⭐🔉
けいぐんのいっかく【鶏群の一鶴】▽中国
にわとりの群れの中につるが1羽混じっていること。多くの平凡な人々の中に一人だけすぐれた人が混じっていることのたとえ。
《出典》
昂昂然(コウコウセ゛ン)トシテ野鶴(ヤカク)ノ鶏群ニ在ルガ如(コ゛ト)シ。〔晋書(シンシ゛ョ)〕
けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ【鶏口となるも牛後となるなかれ】▽中国🔗⭐🔉
けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ【鶏口となるも牛後となるなかれ】▽中国
《小さなにわとりの口となっても大きな牛の尻(シリ)になるなの意》大きな団体にいて支配される部下になるよりも、むしろ小さな団体でもその長となるべきであるということ。
《参考》
西の強大国秦(シン)と交わりを結んでこれに臣事することは非常に危険であると、合従家(カ゛ッショウカ)(南北の国の同盟を図る一派)の蘇秦(ソシン)が韓王(カンオウ)に進言したときのことば。
《出典》
臣(シン)聞ク、鄙諺(ヒケ゛ン)ニ曰(イワ)ク、寧(ムシ)ロ鶏口ト為(ナ)ルモ牛後ト為ル無カレト。今、西面シ臂(ヒシ゛)ヲ交エテ秦ニ臣事センハ、何ゾ牛後ト異ナランヤ。〔史記(シキ)・蘇秦伝〕
《類句》鯛(タイ)の尾より鰯(イワシ)の頭。
けいしてとおざける【敬して遠ざける】▽中国🔗⭐🔉
けいしてとおざける【敬して遠ざける】▽中国
尊敬してみだりになれ近づかない。
《参考》
孔子は、「神は崇敬するけれども神頼みをするようなことはしない。神の世界には深入りせず、まず現実を見すえて人間としてなすべきことを実行してゆくべきだ。」と教えた。
《出典》
樊遅(ハンチ)知ヲ問ウ。子曰(イワ)ク、民ノ義ヲ務メ、鬼神ヲ敬シテ之(コレ)ヲ遠ザク。知ト謂(イ)ウベシト。〔論語(ロンコ゛)・雍也篇〕
転じて、表面では敬っている態度を取り、心ではきらって親しくしない。敬遠する。
ことわざ ページ 175。