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つめばらをきらせる【詰め腹を切らせる】🔗⭐🔉
つめばらをきらせる【詰め腹を切らせる】
強制的に辞職させることのたとえ。
《例文》
「学校は事件の責任を博士になすりつけて詰め腹を切らせた。」
《参考》
「詰め腹」は、他から強いられて切腹すること。
つめをとぐ【爪を研ぐ】🔗⭐🔉
つめをとぐ【爪を研ぐ】
《獣がつめを研いで獲物をねらうことから》野心を抱いてそれを遂げる機会を待つことのたとえ。
《例文》
「この世界ではだれでも折あらば相手を陥れようと爪を研いでいる。」
つらのかわがあつい【面の皮が厚い】🔗⭐🔉
つらのかわがあつい【面の皮が厚い】
ずうずうしくて厚かましいことのたとえ。
《例文》
「白々しいうそを平気で言う、面の皮の厚い男。」
《類句》鉄面皮(テツメンヒ゜)。面の皮の千枚張り。
つらのかわのせんまいばり【面の皮の千枚張り】🔗⭐🔉
つらのかわのせんまいばり【面の皮の千枚張り】
《顔の皮が千枚も張り重ねてあるの意》非常に厚かましくて恥を知らないことのたとえ。
《類句》厚顔無恥。鉄面皮(テツメンヒ゜)。
つらのかわをはぐ【面の皮を剥ぐ】🔗⭐🔉
つらのかわをはぐ【面の皮を剥ぐ】
ずうずうしい人の本性や悪事をあばくことのたとえ。また、そうして恥をかかせることのたとえ。
《例文》
「厚かましく不義理を続けているから、みんなの前であいつの面の皮をはいでやろう。」
《類句》面皮(メンヒ゜)を剥ぐ。
つりあわぬはふえんのもと【釣り合わぬは不縁の基】🔗⭐🔉
つりあわぬはふえんのもと【釣り合わぬは不縁の基】
身分・財産・教養などが掛け離れていることは、その結婚がうまくゆかないもとになるということ。
つりおとしたうおはおおきい【釣り落とした魚は大きい】🔗⭐🔉
つりおとしたうおはおおきい【釣り落とした魚は大きい】
手に入れかけて失ったものは、特にすぐれているように思われて惜しいということ。
《参考》
「魚」は、「さかな」とも読む。
《類句》逃がした魚は大きい。逃がした物に小さいものなし。
つるきゅうこうになき、こえてんにきこゆ【鶴九皋に鳴き、声天に聞こゆ】▽中国🔗⭐🔉
つるきゅうこうになき、こえてんにきこゆ【鶴九皋に鳴き、声天に聞こゆ】▽中国
《つるが奥深い沢で鳴いても、その鳴き声は天にまで聞こえるの意》すぐれた人は世間から隠れて住んでいても、その名声が広く知れ渡ることのたとえ。
《参考》
「九皋」は、奥深い沢。
《出典》
〔詩経(シキョウ)・小雅・鶴鳴〕
ことわざ ページ 347。