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どろぼうをとらえてなわをなう【泥棒を捕らえて縄を綯う】🔗🔉

どろぼうをとらえてなわをなう【泥棒を捕らえて縄を綯う】 物事が起こってからあわてて対策を考えたり、準備をするの意で、事前の準備を怠ってはいけないというたとえ。「泥縄」とも。 《類句》盗人(ヌスヒ゛ト)を見て縄を綯う。渇に臨みて井を穿(ウカ゛)つ。

どろをぬる【泥を塗る】🔗🔉

どろをぬる【泥を塗る】 恥をかかせて名誉を傷つける。「顔に泥を塗る」とも。

どろをはく【泥を吐く】🔗🔉

どろをはく【泥を吐く】 調べられ、問い詰められて隠していた悪事を白状する。 《例文》 「刑事のきびしい追及にあって、さしもの犯人もついに泥を吐いた。」

どろんをきめこむ【どろんを極め込む】🔗🔉

どろんをきめこむ【どろんを極め込む】 逃げて姿をくらます。 《例文》 「得意先から集めた大金を持ってどろんをきめ込む。」 《参考》 芝居で、幽霊の出入りのときに太鼓をどろどろどろんと打つことから。

どをうしなう【度を失う】🔗🔉

どをうしなう【度を失う】 驚きなどのために平静さを失う。慌てて取り乱す。 《例文》 「いきなり旧悪を暴露され、さすがの彼も度を失った。」

どんぐりのせいくらべ【団栗の背比べ】🔗🔉

どんぐりのせいくらべ【団栗の背比べ】 どれも平凡で特にすぐれたものがないことのたとえ。「団栗の丈比(タケクラ)べ」とも。 《類句》一寸法師の背比べ。

どんしゅうのうお【呑舟の魚】▽中国🔗🔉

どんしゅうのうお【呑舟の魚】▽中国 《舟を丸のみにするほどの大きな魚の意》大人物・大物のたとえ。 《出典》 〔荘子(ソウシ゛)・庚桑楚篇〕

どんしゅうのうおはしりゅうにおよがず【呑舟の魚は枝流に游がず】▽中国🔗🔉

どんしゅうのうおはしりゅうにおよがず【呑舟の魚は枝流に游がず】▽中国 《舟をのむほど大きな魚は小さな川では泳がないの意》大人物はつまらない者とは交わらないことのたとえ。また、大人物は高遠な志を抱いて、小事にかかずらわないことのたとえ。 《出典》 呑舟ノ魚ハ枝流ニ游ガズ。鴻鵠(コウコク)(=大鳥と白鳥)ハ高ク飛ビテ汚池(オチ)(=水たまり)ニ集マラズ。〔列子(レッシ)・楊朱篇〕

とんでひにいるなつのむし【飛んで火に入る夏の虫】🔗🔉

とんでひにいるなつのむし【飛んで火に入る夏の虫】 《夏の夜に炎の明るさに寄って来た虫が火に飛び込んで死ぬことから》自分から進んで災いに身を投ずることのたとえ。 《類句》我と火に入る夏の虫。火に入る虫。

ことわざ ページ 387