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むしがいい【虫がいい】🔗⭐🔉
むしがいい【虫がいい】
自分勝手で、ずうずうしい。
《例文》
「ただで部屋を貸せとは虫がいい注文だ。」
むしがおさまらない【虫が治まらない】🔗⭐🔉
むしがおさまらない【虫が治まらない】
怒りを押さえきれなくて、我慢できない。「虫が承知せぬ」「腹の虫が治まらない」とも。
《参考》
「治まらない」は、「収まらない」「納まらない」とも書く。
《例文》
「借金を踏み倒して、あいさつもないのでは、こちらの虫が治まらない。」
むしがしらせる【虫が知らせる】🔗⭐🔉
むしがしらせる【虫が知らせる】
なんとなく予感がする。前もって気配を感じる。
《例文》
「虫が知らせて、その飛行機に乗らなかったが、あとで聞くと、事故があって、乗客が大勢けがをしたそうだ。」
《参考》
どちらかというと、不吉な悪いことの予感のときに用いる場合が多い。
むしがすかない【虫が好かない】🔗⭐🔉
むしがすかない【虫が好かない】
なんとなく気に入らなくてきらいである。
《例文》
「あの男はどうも虫が好かないよ。」
むしがつく【虫が付く】🔗⭐🔉
むしがつく【虫が付く】
《植物・着物などに害虫が付くの意》未婚の女性に好ましくない男性ができることのたとえ。特に、親から見て娘に好ましくない愛人ができること。
《例文》
「虫が付かないうちに、早く嫁にやろう。」
《類句》悪い虫が付く。
むしずがはしる【虫酸が走る】🔗⭐🔉
むしずがはしる【虫酸が走る】
《胸がむかむかしてすっぱい液が胃から口の中に流れ出てくるの意》非常に不愉快で、たまらなくなることのたとえ。
《例文》
「あの気障(キサ゛)な態度を見ると虫酸が走るね。」
むしのいき【虫の息】🔗⭐🔉
むしのいき【虫の息】
今にも死にそうな非常に弱くて絶え絶えの息。あるかないか分からないほどの弱々しい呼吸。
《例文》
「被害者はすでに虫の息だった。」
むしのいどころがわるい【虫の居所が悪い】🔗⭐🔉
むしのいどころがわるい【虫の居所が悪い】
いらいらしていて、いつもと違って機嫌が悪い。ささいなことでもすぐ腹を立てる。
《例文》
「あんなつまらないことで怒るなんて、よほど虫の居所が悪かったんだろう。」
ことわざ ページ 528。