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あまりちゃにふくあり【余り茶に福あり】🔗⭐🔉
あまりちゃにふくあり【余り茶に福あり】
余り物にはろくなものがない、と思うのは早合点で、思いがけなくよいものがあって、利益をもたらすことがあるということ。
◎「余り茶」は茶筒などに使い残された茶のこと。
〔類〕残り物に福がある
〔較〕Sometimes the lees are better than the wine.(酒よりおりがよいこともある)
あまりまろきはまろびやすし【あまり円きはまろびやすし】🔗⭐🔉
あまりまろきはまろびやすし【あまり円きはまろびやすし】
人柄があんまり円満すぎるのもよしあしで、すこしぐらい角がないとおもしろみにも欠けるし、人につけ込まれやすいということ。
◎「まろぶ」は転ぶ意。「丸くとも一角(ひとかど)あれや人心」に続けて言われる。
あまりものにふくがある【余り物に福がある】🔗⭐🔉
あまりものにふくがある【余り物に福がある】
→残り物に福がある
あみだもぜにでひかる【阿弥陀も銭で光る】🔗⭐🔉
あみだもぜにでひかる【阿弥陀も銭で光る】
金銭の力は絶大であるというたとえ。
◎阿弥陀仏のご利益(りやく)さえも、供える金の多少によるということから。「阿弥陀の光も銭次第」とも言う。
〔類〕金の光は阿弥陀ほど/地獄の沙汰も金次第/金さえあれば飛ぶ鳥も落ちる
〔較〕No penny no paternoster.(金がないと祈りも上げられぬ)
あみ どんしゅうのうおをもらす【網 呑舟の魚を漏らす】🔗⭐🔉
あみ どんしゅうのうおをもらす【網 呑舟の魚を漏らす】
大悪人・大罪人を法律が捕らえきれずに取り逃がしてしまうこと。大悪人・大罪人はむざむざと法の網にかからないというたとえ。
◎網の目が粗くて、舟を呑(の)み込むほどの大漁を漏らしてしまうの意から。→呑舟の魚
〔出〕史記
〔較〕A coach‐and‐six may be driven through an act of Parliament.(六頭立ての馬車も法の網を駆け抜ける)
あみなくしてふちにのぞむな【網なくして淵にのぞむな】🔗⭐🔉
あみなくしてふちにのぞむな【網なくして淵にのぞむな】
十分な用意なくして成功はおぼつかないというたとえ。
◎網を持たずに淵に行き、魚をとろうとしてもむりの意から。「網なくして淵をのぞくな」とも言う。
〔出〕抱朴子(ほうぼくし)
あみにかかったうお【網にかかった魚】🔗⭐🔉
あみにかかったうお【網にかかった魚】
逃げようとしても逃げられない状況にあることのたとえ。
ことわざ ページ 637。