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ありのくまのまいり【蟻の熊野参り】🔗⭐🔉
ありのくまのまいり【蟻の熊野参り】
大勢の人がひっきりなしにぞろぞろと行き来することの形容。
◎昔、紀伊国(きいのくに)(和歌山県)の熊野詣(もう)でが隆盛をきわめ、熊野三山へ参詣(さんけい)する人々が、まるで蟻の行列のようなにぎわいを見せたことから。
ありのはいでるすきもない【蟻の這い出る隙もない】🔗⭐🔉
ありのはいでるすきもない【蟻の這い出る隙もない】
小さな蟻が這い出て逃れる隙間もないほど、警戒が厳重なようすの形容。
あるてからこぼれる【ある手からこぼれる】🔗⭐🔉
あるてからこぼれる【ある手からこぼれる】
金持ちは金があり余るほどあるから、こぼそうとしなくても、まわりに自然に金がこぼれ落ちる。だから施しの気持ちなどなくても、おのずからまわりの人々に恩恵を施していることになるということ。
あるときはこめのめし【ある時は米の飯】🔗⭐🔉
あるときはこめのめし【ある時は米の飯】
あとで困るとわかっていても、余裕があるときにはとかく浪費や贅沢(ぜいたく)をしてしまうということ。
◎昔、米の飯は庶民にとって特別のときの貴重な食べ物だったことから。
あるときばらいのさいそくなし【ある時払いの催促なし】🔗⭐🔉
あるときばらいのさいそくなし【ある時払いの催促なし】
金の余裕ができたときに払えばいい、催促はいっさいしないという、この上なく寛大な借金の返済条件を言うことば。
アールのないつきのかきはよくない【Rのない月の牡蠣はよくない】🔗⭐🔉
アールのないつきのかきはよくない【Rのない月の牡蠣はよくない】
Rのない月、つまり五月から八月にかけては牡蠣を食べてはいけないという西洋の言い伝え。
◎牡蠣は五月から八月が産卵期で、その間食用にしないことから。英語の月名は、January,February,March,April,May,June,July,August,September,October,November,Decemberで、五月から八月までのつづりにRの文字が含まれていない。日本でも「花見が過ぎたら牡蠣食うな」と言う。
あるはしゃっきんないはかね【あるは借金ないは金】🔗⭐🔉
あるはしゃっきんないはかね【あるは借金ないは金】
あるのは借金ばかりで、内実は火の車。ひどくお金に困っている状態を言う。
〔類〕ありそうでないのが金
ことわざ ページ 641。