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いかれるこぶし えがおにあたらず【怒れる拳 笑顔に当たらず】🔗🔉

いかれるこぶし えがおにあたらず【怒れる拳 笑顔に当たらず】 怒って激しい態度で向かってきた相手に対しても、やさしい態度で接するほうが効果的だということ。 ◎怒って拳を振り上げてきた人も、笑顔で対応する人には気勢をそがれてしまうということから。 〔類〕尾を振る犬は叩かれず/袖の下に回る子は打たれぬ

いがぐりもうちからわれる【毬栗も内から割れる】🔗🔉

いがぐりもうちからわれる【毬栗も内から割れる】 女性は年ごろになると自然に色気づいてきて、なまめかしくなるということ。 ◎とげに包まれていて触れることもできないような毬栗でも、時節が来れば中から自然にはじけて実が飛び出すの意から。 〔類〕豌豆は日陰でもはじける

いきうまのめをぬく【生き馬の目を抜く】🔗🔉

いきうまのめをぬく【生き馬の目を抜く】 すばしっこく人を出し抜き、ずるがしこくて抜け目がなく、油断もすきもならないことの形容。 ◎生きている馬の目ですら、さっと抜き取ってしまうの意から。

いきがけのだちん【行き掛けの駄賃】🔗🔉

いきがけのだちん【行き掛けの駄賃】 →行き掛けの駄賃

いきけんこう【意気軒昂】🔗🔉

いきけんこう【意気軒昂】 元気いっぱいで、気持ちが奮い立っているようす。 ◎「意気」はあふれる元気、「軒昂」は気持ちが奮い立つようす。ものごとに積極的に立ち向かう気概に満ちた状態を言う。 〔類〕意気揚々/意気衝天(しょうてん) 〔対〕意気消沈/意気阻喪(そそう)

いきとしいけるもの【生きとし生けるもの】🔗🔉

いきとしいけるもの【生きとし生けるもの】 この世に生きているすべてのもの。あらゆる生き物ということ。

いきのくさきはぬししらず【息きの臭きは主知らず】🔗🔉

いきのくさきはぬししらず【息きの臭きは主知らず】 自分の欠点は自分ではなかなか気づきにくいものだというたとえ。 ◎まわりの人をいやな気分にさせる臭い息のにおいに、本人は気づかずに平気でいるの意から。 〔類〕臭いもの身知らず/我が身の臭さ我知らず

いきみはしにみ【生き身は死に身】🔗🔉

いきみはしにみ【生き身は死に身】 いま生きているこのからだもいつかは死ぬからだである。生きている者は死ぬ定めから免れることはできないということ。 ◎「生き身」は生きているからだ、「死に身」は死ぬべきからだの意。 〔類〕生ある者は必ず死あり/生者必滅会者定離 〔較〕Grass and hay,we are all mortal.(青草もいずれ干し草、死ぬ身なり)

ことわざ ページ 646