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いしをいだきてふちにいる【石を抱きて淵に入る】🔗🔉

いしをいだきてふちにいる【石を抱きて淵に入る】 自分から進んで災難や危険を招くようなことをするたとえ。 ◎自ら石を抱いて川の深い淵に入るような無謀なことをするの意から。 〔出〕韓詩外伝(かんしがいでん)

いしんでんしん【以心伝心】🔗🔉

いしんでんしん【以心伝心】 ことばで言わなくても、心と心とで互いの気持ちが通じ合うこと。 ◎心を以(もっ)て心を伝う意の禅宗の語から。 〔出〕伝灯録 〔類〕拈華微笑(ねんげみしょう)

いずれあやめかかきつばた【いずれ菖蒲か杜若】🔗🔉

いずれあやめかかきつばた【いずれ菖蒲か杜若】 どれもすぐれていて優劣をつけがたく、選択に迷うことのたとえ。 ◎菖蒲と杜若は同類のよく似た美しい花で区別するのがむずかしいことから。

いせへななたび くまのへみたび【伊勢へ七度 熊野へ三度】🔗🔉

いせへななたび くまのへみたび【伊勢へ七度 熊野へ三度】 信仰心の深いことを言う。 ◎伊勢神宮へ七度、現在の和歌山県の熊野三社へ三度参詣(さんけい)したことがあるほど信心深いの意から。このあと「愛宕(あたご)様へは月参り」と続けても言う。

いそうろう さんばいめにはそっとだし【居候 三杯目にはそっと出し】🔗🔉

いそうろう さんばいめにはそっとだし【居候 三杯目にはそっと出し】 他人の家の世話になっている居候は、食事のとき、遠慮して三杯目のご飯のお代わりをそっと出すということ。 ◎居候の肩身の狭さを詠んだ川柳から。 〔較〕He that is fed at another"s hand may stay long ere he be full.(他人に養ってもらう者は満腹まで時間がかかる)

いそがばまわれ【急がば回れ】🔗🔉

いそがばまわれ【急がば回れ】 急を要することは、一見時間がかかるように見えても、安全で確実なやり方をとるほうが、結局は早く目的に到達できるということ。 ◎急ぐ時には危険な近道をするよりも少々遠まわりでも危険のない道を行くほうが結局は早く着くの意から。 〔類〕近道は遠道/急いては事を仕損じる/走れば躓く/急ぎの文は静かに書け 〔較〕Make haste slowly.(ゆっくり急げ)

ことわざ ページ 651