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うおのめにみずみえず【魚の目に水見えず】🔗⭐🔉
うおのめにみずみえず【魚の目に水見えず】
あまりに身近なものは、かえって目に入らず、それがどんなに価値があるものでもわからないことのたとえ。
◎周囲にいつでもある水が、魚の目には見えないことから。あとに「人の目に空見えず」と続けても言う。
うおはたい【魚は鯛】🔗⭐🔉
うおはたい【魚は鯛】
魚の王はなんといっても鯛であるということ。比喩的に、同類中の最もすぐれたものをも言う。
うおをえてうえをわする【魚を得て筌を忘る】🔗⭐🔉
うおをえてうえをわする【魚を得て筌を忘る】
目的を達してしまうと、その目的のために必要であり、恩恵にあずかったもののことを、とかく忘れてしまいがちなものだということ。
◎「筌」は魚が入ると出られないしくみになっている竹製の漁具で、魚を得てしまえば、得るのに必要だった筌は不用となり、筌のありがたみをつい忘れてしまうということから。
〔出〕荘子(そうじ)
〔類〕雨晴れて笠を忘れる/喉元過ぎれば熱さを忘れる
うかうかさんじゅうきょろきょろしじゅう【うかうか三十きょろきょろ四十】🔗⭐🔉
うかうかさんじゅうきょろきょろしじゅう【うかうか三十きょろきょろ四十】
うかうかしている間に三十代になってしまい、きょろきょろうろうろしているうちに四十代になってしまう。これといった仕事もしないまま、人生をいたずらに過ごしてしまうことのたとえ。
うかとうせん【羽化登仙】🔗⭐🔉
うかとうせん【羽化登仙】
酒に酔って、うっとりとした気分になることのたとえ。
◎からだに羽が生えて仙人となり、天上の仙界に登っていくような気分の意から。
〔出〕蘇軾(そしょく)
うきあしだつ【浮き足立つ】🔗⭐🔉
うきあしだつ【浮き足立つ】
不安などでそわそわと落ち着かない状態になることや、形勢が不利になって逃げ腰になることの形容。
◎「浮き足」は足が地につかず浮わついている状態の意。「浮き足になる」とも言う。
うきかわたけ【浮き川竹】🔗⭐🔉
うきかわたけ【浮き川竹】
川辺で浮き沈みする竹が、水の流れにもてあそばれるように、不安定な境遇のつらい身の上のこと。多く、遊女の身の上にたとえる。
◎「浮き」は「憂き」にかけたことば。
〔例〕浮き川竹の流れの身。
うきしずみななたび【浮き沈み七度】🔗⭐🔉
うきしずみななたび【浮き沈み七度】
人の一生には、よい時もあれば悪い時もある。人生、よくなったり悪くなったりすることの繰り返しだというたとえ。
〔類〕浮き沈みは世の習い/七下がり七上がり
ことわざ ページ 677。