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おにのくびをとったよう【鬼の首を取ったよう】🔗🔉

おにのくびをとったよう【鬼の首を取ったよう】 鬼を退治して首を取るという大手柄を立てたかのように、得意がったり、大喜びしたりすることの形容。

おにのねんぶつ【鬼の念仏】🔗🔉

おにのねんぶつ【鬼の念仏】 残忍冷酷な者が、さも情け深そうなことを言ったり、殊勝げにふるまったりすることのたとえ。 ◎鬼が心にもなく念仏を唱えてみせるの意から。「鬼の空念仏(そらねんぶつ)」とも言う。 〔類〕鬼の空涙(そらなみだ)

おにのめにもなみだ【鬼の目にも涙】🔗🔉

おにのめにもなみだ【鬼の目にも涙】 冷酷無慈悲で、まるで鬼のような人でも時には人間である以上、同情やあわれみの心をおぼえて、目に涙を浮かべることもあるというたとえ。

おにのめにもみのこし【鬼の目にも見残し】🔗🔉

おにのめにもみのこし【鬼の目にも見残し】 どんなに注意深くしても、時には見落としや手抜かりがあるということ。 ◎くまなく目の届く鬼の目で見ても見残すことがあるの意から。 〔類〕鷹の目にも見落とし 〔対〕千緒万端遺漏あることなし

おにもたのめばひとくわず【鬼も頼めば人食わず】🔗🔉

おにもたのめばひとくわず【鬼も頼めば人食わず】 こちらからなにかものを頼むと、たとえ相手が好きなことでももったいぶってしてくれないということ。 ◎鬼は人を食うという恐ろしいものだが、こちらから食べてくれと頼めばかえって食べないとの意から。「頼めば鬼も人食わず」とも言う。

おにもつのおる【鬼も角折る】🔗🔉

おにもつのおる【鬼も角折る】 悪人が何かのきっかけでよいことをしたり、真人間になったりすることのたとえ。 ◎鬼が邪悪のシンボルである角を折ることから。

おのれにかち れいにかえる【己に克ち 礼に復る】🔗🔉

おのれにかち れいにかえる【己に克ち 礼に復る】 自分の欲望にうちかって人間として守るべき正しい道に従って行動すること。 ◎「克己復礼(こっきふくれい)」とも言う。 〔出〕論語 〔較〕He gets a double victory who conquers himself.(己を征服する者は二重の勝利者)

おのれにしかざるものをともとするなかれ【己に如かざる者を友とするなかれ】🔗🔉

おのれにしかざるものをともとするなかれ【己に如かざる者を友とするなかれ】 自分より劣った者を友として交際していても益にならない。自分をより向上させるためには、自分よりもすぐれた者と交際せよということ。 〔出〕論語

ことわざ ページ 711