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かいざん【改竄】🔗⭐🔉
かいざん【改竄】
文字や語句を書き改めること。特に、自分に都合よく文章に手を加え、悪用する場合に言うことが多い。
◎「改」も「竄」も改める意。
〔出〕晋書(しんじょ)
かいしゃ【膾炙】🔗⭐🔉
かいしゃ【膾炙】
→人口に膾炙す
かいじんにきす【灰燼に帰す】🔗⭐🔉
かいじんにきす【灰燼に帰す】
あとかたもなくいっさいが燃えてしまうことや、財産やそれまでの努力がすべて失われてしまうことの形容。
◎「灰燼」は、火事などで焼けたあとの灰と燃えかすの意。なお、「灰燼」を灰とちりの意の「灰塵」と書き誤らないように注意。
〔類〕烏有に帰す
かいぞくがさんぞくのつみをあげる【海賊が山賊の罪をあげる】🔗⭐🔉
かいぞくがさんぞくのつみをあげる【海賊が山賊の罪をあげる】
自分の悪いことは棚に上げて、相手の悪い点やあやまちを非難するということ。
◎「あげる」は、取り上げて非難するの意。「山賊の罪を海賊があげる」とも言う。
〔類〕目糞鼻糞を笑う/五十歩百歩
〔較〕One false knave accuses another.(悪党が悪党を責める)
かいちょく【戒飭】🔗⭐🔉
かいちょく【戒飭】
人を戒めて慎ませること。また、自らを戒めて慎むこと。
◎「戒」も「飭」も戒める、慎むの意。
〔例〕戒飭処分/自ら戒飭する。
かいとう らんまをたつ【快刀 乱麻を断つ】🔗⭐🔉
かいとう らんまをたつ【快刀 乱麻を断つ】
込み入ったできごとや、もつれた問題などをあざやかに処理し解決するたとえ。
◎「快刀」は切れ味のよい刀。「乱麻」はもつれた麻糸で、込み入った事柄のたとえ。もつれた麻糸をすぱっと断ち切るの意から。略して「快刀乱麻」とも言う。
〔較〕cut the Gordian knot(ゴルディオンの結び目を切断する)→ゴルディオンの結び目
かいどうのねむりいまだたらず【海棠の睡り未だ足らず】🔗⭐🔉
かいどうのねむりいまだたらず【海棠の睡り未だ足らず】
まだすっかり眠りから覚めきらずにうつろな感じでいる美人の、あでやかでなまめかしい姿の形容。
◎「海棠」は春、薄紅色の花をつける美しい花で、美人のたとえ。中国唐の玄宗(げんそう)皇帝が、楊貴妃(ようきひ)が酔って寝たあと、まだ眠そうな顔で現れたのを見て言ったことばから。
〔出〕楊貴妃伝
ことわざ ページ 723。