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きゅうりをきる【久離を切る】🔗🔉

きゅうりをきる【久離を切る】 親族としての縁を永久に断つこと。勘当すること。 ◎江戸時代、不都合なことをしでかした者の親族が連帯責任を逃れるために、奉行所に願い出てその者との縁を切ったことから。なお「久離」は「旧離」とも書く。

きゅうをおう【笈を負う】🔗🔉

きゅうをおう【笈を負う】 故郷を離れて遠方の地で勉学すること。 ◎「笈」は本を入れて背負う箱のこと。笈を背負って遠くへ勉学をしに行くの意から。 〔出〕史記

きゆう【杞憂】🔗🔉

きゆう【杞憂】 心配しなくてもよいことをくよくよ心配する、よけいな取り越し苦労のこと。 ◎中国の杞の国のある人が、もし天が崩れ落ちてきたらどうしようかと、起こり得るはずのないことを憂えたという故事から。 〔較〕If the sky falls we shall catch larks.(天が落ちてきたらひばりが捕まるよ)

きょうきんをひらく【胸襟を開く】🔗🔉

きょうきんをひらく【胸襟を開く】 心の中に思っていることを隠しだてしないで、ありのまま打ち明けること。 ◎「胸襟」は胸(むね)と襟(えり)。転じて、心の中の意。

きょうしゅぼうかん【拱手傍観】🔗🔉

きょうしゅぼうかん【拱手傍観】 何もしないで手をこまねいてただ眺めていること。 ◎「拱手」は手を組んで何もしないでいること。「傍観」はそのことにかかわりを持たずそばで見ていること。 〔類〕手を拱く/腕を拱く

きょうだいはたにんのはじまり【兄弟は他人の始まり】🔗🔉

きょうだいはたにんのはじまり【兄弟は他人の始まり】 兄弟姉妹もそれぞれの家庭を持つようになると、当然それぞれの家庭中心の生活をするようになるから、関係もだんだん疎遠になり、やがては他人どうしのようになってしまうということ。 〔対〕血は水よりも濃い 〔較〕Though they are brothers,their pockets are not sisters.(兄弟でも財布は姉妹でない)

きょうちゅう せいちくあり【胸中 成竹あり】🔗🔉

きょうちゅう せいちくあり【胸中 成竹あり】 事をするのに、ある成算を持っていることのたとえ。 ◎胸中に完全な竹の形を思い浮かべてから竹の絵を描きはじめるの意から。 〔出〕蘇軾(そしょく)

ことわざ ページ 767