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きんらんのちぎり【金蘭の契り】🔗⭐🔉
きんらんのちぎり【金蘭の契り】
信頼し合っている親友どうしのきわめて親しい交わり。
◎その交わりの堅さは金を断ち、その交わりの美しさは香り高い蘭のようだの意から。
〔出〕易経(えききょう)
〔類〕金石の交わり/断金の交わり/管鮑の交わり/刎頸の交わり
ぎしん あんきをしょうず【疑心 暗鬼を生ず】🔗⭐🔉
ぎしん あんきをしょうず【疑心 暗鬼を生ず】
疑ってかかると、別になんでもないことまで疑わしく思えたり、恐ろしく感じたりするということ。
◎疑いの心があると、暗闇(くらやみ)の中にいるはずのない鬼の姿が生ずるの意から。略して「疑心暗鬼」とも言う。
〔出〕列子
〔類〕杯中の蛇影(だえい)/窃鉄の疑い/幽霊の正体見たり枯れ尾花/落ち武者は薄の穂にも怖ず
〔較〕fight with one"s own shadow(自分の影と戦う)
ぎゃくしゅじゅんしゅ【逆取順守】🔗⭐🔉
ぎゃくしゅじゅんしゅ【逆取順守】
武力を用いて天下を取り、天下を取ったあかつきには法律の力をもって天下を守ること。道理にはずれた強引な方法で事をやり遂げ、やり遂げたあとは道理にかなった方法で守るということ。
◎「逆取」は不正な手段を用いて奪い取ること、「順守」は道理に添って守ること。
〔出〕史記
ぎゅういんばしょく【牛飲馬食】🔗⭐🔉
ぎゅういんばしょく【牛飲馬食】
→鯨飲馬食(げいいんばしょく)
ぎゅうじをとる【牛耳を執る】🔗⭐🔉
ぎゅうじをとる【牛耳を執る】
ある集団などの中心人物となって主導権を握ること。
◎中国の春秋戦国時代に諸侯が同盟を結んださい、中心的人物の盟主がいけにえとした牛の耳を執って裂き、みなでその血をすすりあって結束を誓い合ったという故事から。「牛耳(ぎゅうじ)る」ということばもここから出たもの。
〔出〕春秋左伝
ぎょうき【澆季】🔗⭐🔉
ぎょうき【澆季】
人情が薄れ、道徳の乱れた世のこと。末世のこと。
◎「澆」は人情が薄いの意。「季」は末の意。
ぎょうじゅうざが【行住坐臥】🔗⭐🔉
ぎょうじゅうざが【行住坐臥】
日常の立ち居ふるまい・起居動作のこと。また、日常。ふだん。
◎行く(歩く)、住(とど)(留)まる、坐(すわ)る、臥(ふ)すの意の仏教のことばから。
ことわざ ページ 775。