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ごじっぽひゃっぽ【五十歩百歩】🔗🔉

ごじっぽひゃっぽ【五十歩百歩】 多少の違いはあるにしても、似たりよったりで、結局たいして違いのないことのたとえ。 ◎戦場で五十歩逃げた兵士が百歩逃げた兵士を臆病(おくびょう)だと笑ったが、逃げたという点では違いはなかったという故事から。 〔出〕孟子(もうし) 〔類〕目糞鼻糞を笑う/海賊が山賊の罪をあげる 〔較〕A miss is as good as a mile.(わずかな失敗も大きな失敗も、失敗は失敗である)

ごじゅうにしてしじゅうくねんのひをしる【五十にして四十九年の非を知る】🔗🔉

ごじゅうにしてしじゅうくねんのひをしる【五十にして四十九年の非を知る】 人生の終わり近くなって過去を振り返ってみると、自分の生き方はまちがいだらけだったと悟る。人生は過ちやしくじりの連続で、後悔することばかり多いということ。 ◎五十歳になって反省すると、今まで過ごしてきた四十九年の生活に誤りがおびただしく多かったことを知るの意から。 〔出〕淮南子(えなんじ)

ごじゅうのとうもしたからくむ【五重の塔も下から組む】🔗🔉

ごじゅうのとうもしたからくむ【五重の塔も下から組む】 ものごとはすべて順序を踏んでやってこそ、はじめて成功するということ。 ◎高い五重の塔も下から順に高く組んでいくことから。

ごぞうろっぷにしみわたる【五臓六腑に沁みわたる】🔗🔉

ごぞうろっぷにしみわたる【五臓六腑に沁みわたる】 からだのすみずみまで、腹の底にまで沁みとおること。 ◎「五臓」は心臓・肺臓・肝臓・腎臓(じんぞう)・脾臓(ひぞう)の五つを言い、「六腑」は胃・胆・大腸・小腸・膀胱(ぼうこう)・三焦(さんしょう)の六つを言う。

ごたくをならべる【御託を並べる】🔗🔉

ごたくをならべる【御託を並べる】 自分勝手なことをもったいぶって、しきりに言うこと。 ◎「御託」は「御託宣(ごたくせん)」の略で、神のお告げのこと。転じて、偉そうなことをもったいぶって述べること。

ごでまけたらしょうぎでかて【碁で負けたら将棋で勝て】🔗🔉

ごでまけたらしょうぎでかて【碁で負けたら将棋で勝て】 あることでしくじってもくよくよするな。なにかほかのことで成功して取り返せということ。

ことわざ ページ 823