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ごんべえがたねまきゃからすがほじくる【権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくる】🔗🔉

ごんべえがたねまきゃからすがほじくる【権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくる】 せっかく人が努力し、苦労してやったことをあとからだれかがぶちこわすこと。また、せっかくの骨折りがむだになってしまうことのたとえ。 ◎「権兵衛が種蒔きゃ、烏がほじくる、三度に一度は追わずばなるまい」というずんべら節の歌詞から。

さいおうがうま【塞翁が馬】🔗🔉

さいおうがうま【塞翁が馬】 人生、思いがけないことが幸福を招いたり、不幸につながったりして、だれにも予測はつかないということ。また、だからやたらに喜んだり悲しんだりしてもはじまらないということ。 ◎「塞翁」は昔中国で、北辺の国境近くに住んでいた老人のこと。あるとき、その老人の馬が逃げてしまったが(不幸)、まもなくその馬がすぐれた一頭の馬を連れて戻ってきたので人々が祝福した(幸)。ところが老人の子がその馬に乗って落ち、けがをしてしまった(不幸)。だが、けがをしたおかげで、若者たちのほとんどが戦死をしたというのに、老人の子は兵役をまぬがれて死なずにすんだ(幸)という故事から。「人間万事塞翁が馬」とも言う。 〔出〕淮南子(えなんじ) 〔類〕禍福は糾える縄の如し 〔較〕Joy and sorrow are today and tomorrow.(今日の喜び明日は悲しみ)

さいかいもくよく【斎戒沐浴】🔗🔉

さいかいもくよく【斎戒沐浴】 神聖なことをするときに、飲食やおこないを慎み、心身を清めること。 ◎「斎戒」は飲食やおこないを慎んで心身を清めること。「沐浴」は水を浴びて、髪やからだをきれいに洗い清めること。

さいかんのしょうはく【歳寒の松柏】🔗🔉

さいかんのしょうはく【歳寒の松柏】 どんな苦しい事態に陥っても、決して節操を変えず、信念を貫きとおすことのたとえ。 ◎「歳寒」は寒い季節の意。常緑樹の松や柏(このてがしわ)が冬になっても緑の色を変えることがないことから。「松柏の操」とも言う。 〔出〕論語

ことわざ ページ 825