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すいがみをくう【粋が身を食う】🔗🔉

すいがみをくう【粋が身を食う】 遊びの道に通じた粋人(すいじん)は、ついにはその遊びで身を滅ぼすことが多々あるということ。 ◎「粋は身を食う」とも言う。いろはがるた(江戸)。 〔類〕芸は身の仇(あだ) 〔対〕芸は身を助ける

すいぎょのまじわり【水魚の交わり】🔗🔉

すいぎょのまじわり【水魚の交わり】 きわめて親密な交わりのたとえ。 ◎中国蜀(しょく)の劉備(りゅうび)が名将諸葛孔明(しょかつこうめい)と親しむのを見て、臣下の張飛(ちょうひ)や関羽(かんう)がねたんだとき、劉備が「私に孔明が必要なのは、ちょうど魚が水を必要とするのと同じようなものだ」と言ったという故事から。 〔出〕蜀志(しょくし) 〔類〕断金の交わり/管鮑の交わり

すいこう【推敲】🔗🔉

すいこう【推敲】 文章や詩歌の字句や表現を繰り返し練り直すこと。 ◎中国唐の詩人、賈島(かとう)が「僧は推(お)す月下の門」という句を作ったとき、「推す」を「敲(たた)く」にすべきかどうかさんざん迷っているうちに、たまたま名文家、韓愈(かんゆ)の行列に行き当たったので、事情を説明すると韓愈が「敲く」のほうがよいと答えたという故事から。 〔出〕唐詩紀事(とうしきじ)

すいせいむし【酔生夢死】🔗🔉

すいせいむし【酔生夢死】 仕事らしい仕事もしないで、ただぼんやりといたずらに一生を過ごすこと。 ◎まるで酒に酔っているかのように生き、あたかも夢を見ているかのように死ぬの意から。 〔出〕程子語録(ていしごろく)

すいぜんのまと【垂涎の的】🔗🔉

すいぜんのまと【垂涎の的】 みんながうらやんで、欲しくて欲しくてたまらないと思うもの。 ◎だれもが涎(よだれ)を垂らすほどうらやんで欲しがるものの意。なお「垂涎」を「すいえん」と読むのは慣用読み。

すいちゅうにひをもとむ【水中に火を求む】🔗🔉

すいちゅうにひをもとむ【水中に火を求む】 いくら求めても、とうてい得られないこと、ないものねだりをすることのたとえ。 〔類〕木に縁りて魚を求む/山に蛤を求む

ことわざ ページ 878