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すんをまげてしゃくをのぶ【寸を曲げて尺を伸ぶ】🔗🔉

すんをまげてしゃくをのぶ【寸を曲げて尺を伸ぶ】 小事を捨てて大事を成すこと。小さな利益を捨てて大きな利益をつかむこと。 ◎一寸(約三センチ)の小さなものをさらに短く曲げ縮め、一尺(約三十センチ)の大きなものをいっそう長く伸ばすの意から。 〔出〕淮南子(えなんじ) 〔類〕尺を枉げて尋を直くす

ずいとくじをきめる【随徳寺をきめる】🔗🔉

ずいとくじをきめる【随徳寺をきめる】 その後のことなどまったくかまわずに、逃げ出すこと。 ◎勢いよく行動するようすを表す「ずいと」を寺の名のように言ったしゃれことば。「一目散」を「一目山」と山号にして「一目山随徳寺」とも言う。

ずかんそくねつ【頭寒足熱】🔗🔉

ずかんそくねつ【頭寒足熱】 頭を冷やし、足を温めるのがからだによいという、古くからの健康法の一つ。

ずがたはつくりもの【姿はつくりもの】🔗🔉

ずがたはつくりもの【姿はつくりもの】 人の容姿というのは、化粧のしかたや衣服のよしあしでどのようにでもなる、つくられるものだということ。

ずさん【杜撰】🔗🔉

ずさん【杜撰】 仕事のやり方や書物の内容などが、ぞんざいなこと。 ◎「杜」は中国宋(そう)の詩人、杜黙(ともく)のこと。「撰」は著述すること。杜黙のつくる詩には詩のきまりからはずれたものが多かったということから。 〔出〕野客叢書(やかくそうしょ)

せいあいちかし ならいあいとおし【性相近し 習い相遠し】🔗🔉

せいあいちかし ならいあいとおし【性相近し 習い相遠し】 人がそれぞれ生まれながら持っている素質にはそれほど差がないが、生まれてからあとの教育や生活で大きな差ができてくるということ。 〔出〕論語

せいあるものはかならずしあり【生ある者は必ず死あり】🔗🔉

せいあるものはかならずしあり【生ある者は必ず死あり】 どんなものでも生命あるものなら死をまぬがれることはできず、いつか必ず死ぬということ。 〔出〕揚子法言(ようしほうげん) 〔類〕生き身は死に身/生者必滅会者定離

せいうんのこころざし【青雲の志】🔗🔉

せいうんのこころざし【青雲の志】 立身出世して高い地位にのぼろうとする大いなる志のこと。 ◎「青雲」は高い青空から転じて、高い地位の意。 〔出〕王勃(おうぼつ) 〔例〕「青雲はまず赤心をこころざせ」(古川柳)

ことわざ ページ 884