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せいだく あわせのむ【清濁 併せ呑む】🔗🔉

せいだく あわせのむ【清濁 併せ呑む】 度量が大きく、だれかれの分け隔てなく、来る者はみな受け入れること。 ◎清い流れも濁った流れもいっしょに呑み込んでしまうの意で、清流を善人に、濁流を悪人にたとえて言う。 〔例〕「清濁を分けてもてなすひなの酒」(古川柳) 〔較〕You must take the fat with the lean.(あぶら身も赤身といっしょに取らねばならぬ)

せいちゅう【掣肘】🔗🔉

せいちゅう【掣肘】 わきからああだこうだとうるさく干渉して、相手の言動を妨げること。 ◎「掣」は引く意。相手の肘(ひじ)を引っぱって自由に行動させないの意から。なお「制肘」と書き誤りやすい点に注意。 〔出〕孔子家語(こうしけご) 〔例〕掣肘を加える。

せいていのあ【井底の蛙】🔗🔉

せいていのあ【井底の蛙】 →井の中の蛙大海を知らず

せいてはことをしそんじる【急いては事を仕損じる】🔗🔉

せいてはことをしそんじる【急いては事を仕損じる】 あせって事を急ぐと、とかく失敗しがちなもの。だから、急ぐときほどじっくり落ちついて対処せよということ。 〔較〕「急いては事を仕損じる毛切れ也(なり)」(古川柳) 〔類〕急がば回れ/急ぎの文は静かに書け/走れば躓く 〔較〕Haste makes waste.(急ぐとむだができる)

せいてんのへきれき【青天の霹靂】🔗🔉

せいてんのへきれき【青天の霹靂】 思ってもみなかった突然の大事件や、突然受ける思いもよらない衝撃のたとえ。 ◎「青天」は青空、「霹靂」は雷鳴の意。 〔出〕陸游(りくゆう) 〔類〕寝耳に水/藪から棒 〔較〕a bolt from the blue(青空から稲妻)

せいてんはくじつ【青天白日】🔗🔉

せいてんはくじつ【青天白日】 心にやましいこと、うしろ暗いことがまったくないこと。また、疑いが晴れて、無罪であることが明らかになること。 ◎「青天」は青空、「白日」は太陽の意で、青空に輝く太陽のようすから。なお「晴天白日」と書き誤らないように注意。 〔出〕韓愈(かんゆ) 〔例〕晴れて青天白日の身となった。 〔較〕have clean hand(きれいな手である)

ことわざ ページ 886