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たぜいにぶぜい【多勢に無勢】🔗🔉

たぜいにぶぜい【多勢に無勢】 多人数に少数で刃向かっても、とても勝ち目はない。しょせん、大勢の力には小勢(こぜい)ではかなわないということ。 〔類〕衆寡敵せず

たたかうすずめ ひとをおそれず【闘う雀 人を恐れず】🔗🔉

たたかうすずめ ひとをおそれず【闘う雀 人を恐れず】 そのことに無我夢中になっている者は、予想外の力や強さを発揮することがあるというたとえ。 ◎雀のように弱く臆病(おくびょう)な生きものでも、けんかに夢中になっているときには、人間が近づいても逃げようとしないことから。「闘雀(とうじゃく)人を恐れず」とも言う。 〔較〕As sore fight wrens as cranes.(戦うとなるとみそさざいも鶴に負けぬ激しさ)

たたかれたよるはねやすい【叩かれた夜は寝やすい】🔗🔉

たたかれたよるはねやすい【叩かれた夜は寝やすい】 人に害を加えることより、加えられたことのほうが気が楽であることのたとえ。 ◎人を叩いた夜は後悔に苦しんで眠れないが、人に叩かれた夜は心安らかに眠ることができるの意から。 〔較〕Better suffer ill than do ill.(加害者たるより被害者たれ)

たたけばほこりがでる【叩けば埃が出る】🔗🔉

たたけばほこりがでる【叩けば埃が出る】 だれでも、こまかく調べていけば、やましいところや弱点が一つや二つは必ず出てくるものだということ。 〔較〕Many without punishment,but none without fault.(多くが罰を受けないが罪のない者はない)

たたけよ さらばひらかれん【叩けよ さらば開かれん】🔗🔉

たたけよ さらばひらかれん【叩けよ さらば開かれん】 ただじっと待っているのではなく、自分から積極的に行動すれば、必ず成功への道は開けてくるはずだということ。 ◎ひたすら待ち続けていても神の国の門は開かれないが、こちらからすすんでノックすれば、門はきっと開かれるに違いないの意から。『新約聖書・マタイによる福音書』から。英語はKnock,and it will be opened to you.→求めよ、さらば与えられん

たたますますべんず【多々益々弁ず】🔗🔉

たたますますべんず【多々益々弁ず】 数というものは、多ければ多いほどよいということ。 ◎「弁ず」は処理するの意。中国漢の名将韓信(かんしん)が高祖(こうそ)に「兵は多ければ多いほどうまく使えます」と語ったという故事から。 〔出〕漢書(かんじょ)

ことわざ ページ 917