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たなおろし【棚卸し】🔗⭐🔉
たなおろし【棚卸し】
人の欠点をいちいち数え上げて批判すること。
◎商店で決算などのために、在庫品の数量や価格を調べることから。なお「店卸し」とも書く。
たなからおちただるま【棚から落ちた達磨】🔗⭐🔉
たなからおちただるま【棚から落ちた達磨】
さかんなときに威厳を保っていた人が落ち目になって、格好のつかないぶざまな姿になることのたとえ。
たなからぼたもち【棚から牡丹餅】🔗⭐🔉
たなからぼたもち【棚から牡丹餅】
思いもかけない幸運が転がり込んでくることのたとえ。
◎棚の下で寝転んでいたら牡丹餅が落ちてきて、たまたま開いていた口にうまいぐあいにすとんと入るの意から。略して「たなぼた」と言う。また「開いた口へ牡丹餅」とも言う。
〔較〕He thinks that roasted larks will fall into his mouth.(焼いたひばりの肉が口の中に落っこちてくると思っている)
たなごころをかえす【掌を反す】🔗⭐🔉
たなごころをかえす【掌を反す】
手のひらを返すように、ものごとがいともたやすくできることのたとえ。また、打算から、たちまち今までと変わった態度をとることのたとえ。
◎「掌」は手のひらのこと。
〔出〕漢書(かんじょ)
〔類〕手の裏を返すよう
たなごころをさす【掌を指す】🔗⭐🔉
たなごころをさす【掌を指す】
手のひらにあるものを指して具体的に説明するように、ものごとがわかりやすく、明白であることのたとえ。
◎「掌」は手のひらのこと。
〔出〕論語
たにんのせんきをずつうにやむ【他人の疝気を頭痛に病む】🔗⭐🔉
たにんのせんきをずつうにやむ【他人の疝気を頭痛に病む】
自分にとってまったく関係のないことで、いらぬ心配をすること。
◎「疝気」は腹痛や腰痛のことで、他人のそれをあれこれ心配して、自分の頭痛の種にすることから。「人の疝気を頭痛に病む」「隣の疝気を頭痛に病む」とも言う。
〔類〕踵で頭痛を病む
たにんのそらに【他人の空似】🔗⭐🔉
たにんのそらに【他人の空似】
血のつながりがない赤の他人どうしなのに、顔かたちが偶然よく似ていること。
〔類〕他人の猿似(さるに)
たにんのねんぶつでごくらくまいり【他人の念仏で極楽参り】🔗⭐🔉
たにんのねんぶつでごくらくまいり【他人の念仏で極楽参り】
他人のものに便乗して自分の利益をはかったり、義理を済ましたりすることのたとえ。
◎他人の唱えた念仏のご利益(りやく)で、自分が極楽へ行こうとすることから。
〔類〕人の牛蒡で法事する/人の褌で相撲を取る
ことわざ ページ 920。