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てをひるがえせばくもとなりてをくつがえせばあめとなる【手を翻せば雲となり手を覆せば雨となる】🔗🔉

てをひるがえせばくもとなりてをくつがえせばあめとなる【手を翻せば雲となり手を覆せば雨となる】 人の心のめまぐるしく変わりやすいこと、当てにならないことを言うことば。 ◎手のひらをさっと上に向ければ雲がわき起こり、下に向ければたちまち雨が降るの意から。 〔出〕杜甫(とほ)

てんいむほう【天衣無縫】🔗🔉

てんいむほう【天衣無縫】 まるで飾り気も邪気もないこと。また、詩文などにわざとらしい技巧を凝らした跡がなく、のびのびとして美しく完璧(かんぺき)であること。 ◎天人の衣には縫い目のような手を加えた跡がないの意から。 〔出〕霊怪録(れいかいろく) 〔類〕天真爛漫(てんしんらんまん)

てんかとこんか【天下と粉糠】🔗🔉

てんかとこんか【天下と粉糠】 発音は似ているが、内容がまるで違っていることのたとえ。 ◎「こんか」は「こぬか」の転。「天下」と「粉糠」では音は似ているもののまったく異なる物であることから。

てんかのうれいにさきだちてうれいてんかのたのしみにおくれてたのしむ【天下の憂いに先立ちて憂い天下の楽しみに後れて楽しむ】🔗🔉

てんかのうれいにさきだちてうれいてんかのたのしみにおくれてたのしむ【天下の憂いに先立ちて憂い天下の楽しみに後れて楽しむ】 →先憂後楽(せんゆうこうらく)

てんかわけめ【天下分け目】🔗🔉

てんかわけめ【天下分け目】 勝負の決する重大な分かれ目のこと。 ◎天下の支配権を自分の手中に握れるか敵に取られてしまうかのだいじな運命の分かれ目の意から。→関ケ原

てんき もらすべからず【天機 洩らすべからず】🔗🔉

てんき もらすべからず【天機 洩らすべからず】 重大な秘密はどんなことがあっても洩らしてはならないということ。 ◎「天機」は天の神が決めた機密の意。なお「洩らす」は「泄らす」とも書く。

てんくうかいかつ【天空海闊】🔗🔉

てんくうかいかつ【天空海闊】 天空や大海が果てしなく広大なように、度量が大きく、気持ちがさっぱりしていること。

てんぐになる【天狗になる】🔗🔉

てんぐになる【天狗になる】 自慢すること。うぬぼれること。 ◎自慢することを「鼻が高い」と言い、それを鼻の高い天狗になぞらえた形容。

ことわざ ページ 954