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きょうきんをひらく【胸襟を開く】🔗🔉

きょうきんをひらく【胸襟を開く】 心の中にある思いを隠さずに打ち明けることのたとえ。 《例文》 「胸襟を開いて語ることのできる友をもつことは、人生至上の幸福である。」 《参考》 (イ)「胸襟」は、胸と襟(エリ)。 (ロ)「開く」は「披く」とも書く。

きょうげんはとくのぞく【郷原は徳の賊】▽中国🔗🔉

きょうげんはとくのぞく【郷原は徳の賊】▽中国 俗衆の人気を迎えて、謹直な徳行家とほめられる者は、かえって本当の徳を乱し損なう者である。 《参考》 「郷原」は、村人に道徳家らしく見せかけている偽善者。 《出典》 〔論語(ロンコ゛)・陽貨篇〕

きょうしょうのもとにじゃくへいなし【強将の下に弱兵無し】▽中国🔗🔉

きょうしょうのもとにじゃくへいなし【強将の下に弱兵無し】▽中国 強い大将の部下には、自然にその感化を受けて弱い兵はいないものである。「勇将の下弱卒無し」とも。 《出典》 俗諺(ソ゛クケ゛ン)ニ云(イ)ワク、強将ノ下ニ弱兵無シト。真(マコト)ニ信ズ可(ヘ゛)シ。〔蘇軾(ソショク)・連公の壁に題す〕

きょうだいはさゆうのて【兄弟は左右の手】🔗🔉

きょうだいはさゆうのて【兄弟は左右の手】 兄弟は左右の手のように互いに助け合わなければならないということ。 《類句》兄弟は手足たり。兄弟は両の手。

きょうだいはたにんのはじまり【兄弟は他人の始まり】🔗🔉

きょうだいはたにんのはじまり【兄弟は他人の始まり】 最も近い肉親である兄弟でも、利害関係などによってしだいに情愛が薄れて他人のようによそよそしくなるということ。 《類句》兄弟は他人の別れ。

きょうというきょう【今日という今日】🔗🔉

きょうというきょう【今日という今日】 待ちに待った今日という日。今日こそは。 《例文》 「今日という今日は、日ごろの恨みを晴らしてやる。」

きょうどのすえろこうにいるあたわず【彊弩の未魯縞に入る能わず】▽中国🔗🔉

きょうどのすえろこうにいるあたわず【彊弩の未魯縞に入る能わず】▽中国 強い弓で射た、初めは何物をも貫き通した矢も、飛んでいくうちに勢いが弱くなって、ついには薄絹を通すこともできなくなる。英雄や強国なども、力が衰えたときには何事もできなくなることのたとえ。 《参考》 (イ)「彊弩」は、強い石弓。 (ロ)「魯縞」は、魯の国で産する薄い絹。 《出典》 衝風(ショウフウ)ノ衰(スイ)毛羽ヲ起コス能(アタ)ワズ、彊弩ノ末力(マツリョク)魯縞ニ入ル能ワズ。〔漢書(カンシ゛ョ)・韓安国伝〕

きょうにいなかあり【京に田舎あり】🔗🔉

きょうにいなかあり【京に田舎あり】 どんなにぎやかな土地や発展した都会にも、田舎めいた不便な場所やひなびた風俗が残っているということ。 《参考》 俗に「山に里あり」に続ける。 《類句》都にも田舎。

きょうにいる【興に入る】🔗🔉

きょうにいる【興に入る】 興味を感じて気に入り、夢中になることのたとえ。 《例文》 「すぐれた演技を興に入って眺める。」

きょうにじょうずる【興に乗ずる】🔗🔉

きょうにじょうずる【興に乗ずる】 感じたおもしろさのままに物事をすることのたとえ。 《例文》 「歌うだけでなく、興に乗じて踊り出した。」

きょうのなさけはあすのあだ【今日の情けは明日の仇】🔗🔉

きょうのなさけはあすのあだ【今日の情けは明日の仇】 《今日親切に施した情けの気持ちは明日は憎しみの気持ちになるの意》人情は変わりやすいということ。

きょうのひとはりあすのとはり【今日の一針明日の十針】▽西洋🔗🔉

きょうのひとはりあすのとはり【今日の一針明日の十針】▽西洋 《今日、1針縫う労を惜しめば、明日は10針も縫わなければならなくなるの意》必要なときに必要なことをしないとあとになって苦労するということ。 《参考》 フランクリンのことば(A stitch in time saves nine.)から。

きょうはひとのうえあすはわがみのうえ【今日は人の上明日は我が身の上】🔗🔉

きょうはひとのうえあすはわがみのうえ【今日は人の上明日は我が身の上】 昨日は人の身今日は我が身

きょうべんをとる【教鞭を執る】🔗🔉

きょうべんをとる【教鞭を執る】 教師として生徒を教えることのたとえ。 《例文》 「若いころ、小学校で教鞭を執っていた。」 《参考》 「教鞭」は、教師が授業のときに使うむち。 《類句》教壇に立つ。

きょうらんをきとうにめぐらす【狂瀾を既倒に廻らす】▽中国🔗🔉

きょうらんをきとうにめぐらす【狂瀾を既倒に廻らす】▽中国 《崩れかかる大波をもとに押し返すの意》正道からはずれて悪いほうへ進んでいる世の中を正道に返そうとすることのたとえ。また、非常に不利な立場を盛り返そうとすることのたとえ。 《参考》 「狂瀾」は、荒れ狂う大波。「既倒」は、既に倒れていること。 《出典》 百川(ヒャクセン)ヲ障(ササ)エテ之(コレ)ヲ東(ヒカ゛シ)セシメ、狂瀾ヲ既倒ニ廻ラス。〔韓愈(カンユ)・進学解〕

きょうきんをひらく【胸襟を開く】🔗🔉

きょうきんをひらく【胸襟を開く】 心の中に思っていることを隠しだてしないで、ありのまま打ち明けること。 ◎「胸襟」は胸(むね)と襟(えり)。転じて、心の中の意。

きょうしゅぼうかん【拱手傍観】🔗🔉

きょうしゅぼうかん【拱手傍観】 何もしないで手をこまねいてただ眺めていること。 ◎「拱手」は手を組んで何もしないでいること。「傍観」はそのことにかかわりを持たずそばで見ていること。 〔類〕手を拱く/腕を拱く

きょうだいはたにんのはじまり【兄弟は他人の始まり】🔗🔉

きょうだいはたにんのはじまり【兄弟は他人の始まり】 兄弟姉妹もそれぞれの家庭を持つようになると、当然それぞれの家庭中心の生活をするようになるから、関係もだんだん疎遠になり、やがては他人どうしのようになってしまうということ。 〔対〕血は水よりも濃い 〔較〕Though they are brothers,their pockets are not sisters.(兄弟でも財布は姉妹でない)

きょうちゅう せいちくあり【胸中 成竹あり】🔗🔉

きょうちゅう せいちくあり【胸中 成竹あり】 事をするのに、ある成算を持っていることのたとえ。 ◎胸中に完全な竹の形を思い浮かべてから竹の絵を描きはじめるの意から。 〔出〕蘇軾(そしょく)

きょうてんどうち【驚天動地】🔗🔉

きょうてんどうち【驚天動地】 世間をひどく驚かせ、人々をあっと言わせること。 ◎天を驚かせ、地を動かすの意から。 〔出〕白居易

きょうできることをあすまでのばすな【今日できることを明日まで延ばすな】🔗🔉

きょうできることをあすまでのばすな【今日できることを明日まで延ばすな】 すぐにやればできることを、明日やる、明日やるといって一日延ばしにしていると、いつまでたってもできない。だから思いついたらすぐにやれということ。 ◎英語のNever put off till tomorrow what you can do today.から。 〔類〕川越して宿とれ

きょうとうほ【橋頭堡】🔗🔉

きょうとうほ【橋頭堡】 事をおこなうときの足がかり・拠点。 ◎本来は、橋を守るために橋の両側につくる陣地や、川・湖・海を渡った敵地につくる足場・上陸拠点のこと。「きょうとうほう」とも言う。

きょうのきだおれ おおさかのくいだおれ【京の着倒れ 大阪の食い倒れ】🔗🔉

きょうのきだおれ おおさかのくいだおれ【京の着倒れ 大阪の食い倒れ】 京都の人は衣服に金をかける着道楽の人が多く、大阪の人は飲み食いに金をかける食道楽の人が多く、そのために財産をなくしてしまう人さえあるほどだということ。

きょうのつづれ あすのにしき【今日の襤褸 明日の錦】🔗🔉

きょうのつづれ あすのにしき【今日の襤褸 明日の錦】 今でこそぼろを身にまとっているが、努力さえ怠らなければ、そのうち苦労が実って錦を着る身分に出世できるだろうということ。 ◎→昨日の襤褸今日の錦

きょうののちにきょうなし【今日の後に今日なし】🔗🔉

きょうののちにきょうなし【今日の後に今日なし】 今日という日は再び訪れてくることはない。だから、今日できることは今日かたづけよという戒め。 〔類〕歳月人を待たず/盛年重ねて来らず 〔較〕Never put off till tomorrow what you can do today.(今日できることを明日まで延ばすな)

きょうのひとはり あすのとはり【今日の一針 明日の十針】🔗🔉

きょうのひとはり あすのとはり【今日の一針 明日の十針】 わずかな手間を惜しむと、あとあと余計に時間がかかったりして苦労が増えるということ。 ◎今日なら一針縫えば済むのに、明日になればほころびが広がって十針縫うことになるの意から。 〔較〕A stitch in time saves nine.(時を得た一針は九針の手間を省く)

きょうのゆめ おおさかのゆめ【京の夢 大阪の夢】🔗🔉

きょうのゆめ おおさかのゆめ【京の夢 大阪の夢】 京都のことがふっと大阪のことに変わったりするように、夢はとりとめのないものだということ。また、京都のことも大阪のことも夢でならたやすく見られるように、夢ではさまざまのものが見られるということ。 ◎夢の話や夢のような話をする前に唱えることば。江戸と京都と二つあるいろはがるたのうち、江戸のいろはがるたの最後の句。

きょうぼくはかぜにおらる【喬木は風に折らる】🔗🔉

きょうぼくはかぜにおらる【喬木は風に折らる】 →高木は風に折らる

きょうみしんしん【興味津々】🔗🔉

きょうみしんしん【興味津々】 あるものに次々と興味がわいて尽きないようす。

きょうらんどとう【狂瀾怒濤】🔗🔉

きょうらんどとう【狂瀾怒濤】 ものごとが荒れ狂ったように、ひどく乱れていることの形容。 ◎「狂瀾」も「怒濤」も荒れ狂う大波のこと。

きょうらんをきとうにめぐらす【狂瀾を既倒に廻らす】🔗🔉

きょうらんをきとうにめぐらす【狂瀾を既倒に廻らす】 形勢はもはや傾いてしまったが、なんとかもとの状態に戻そう、挽回(ばんかい)しようと試みること。 ◎「狂瀾」は荒れ狂う大波、「既倒」は既(すで)に崩れ倒れたの意。倒れてしまった大波をもとどおりの状態に押し返すの意から。「狂瀾を既倒に反(かえ)す」とも言う。 〔出〕韓愈(かんゆ)

きょうりん【杏林】🔗🔉

きょうりん【杏林】 医者のこと。 ◎昔、中国の董奉(とうほう)という名医が患者から治療費を取らないかわりに謝礼として杏(あんず)の木を植えさせた。すると、数年にしてみごとな杏の林になったという故事から。 〔出〕神仙伝

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