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くもがみなみからひがしへうごくとはれ【雲が南から東へ動くと晴れ】🔗🔉

くもがみなみからひがしへうごくとはれ【雲が南から東へ動くと晴れ】 雲が南から東へ動くときは晴天であるということ。 《参考》 低気圧が東へ去ると雲は南から東へ動き、天気は回復する。

くもとなりあめとなる【雲となり雨となる】▽中国🔗🔉

くもとなりあめとなる【雲となり雨となる】▽中国 男女の情愛のこまやかなことのたとえ。 《参考》 (イ)楚(ソ)の懐王(カイオウ)が高唐に出かけたとき、昼寝の夢に巫山(フサ゛ン)の女と名のる美女が現れ、王の旅のつれづれを慰めたが、「朝は雲となり夕べは雨となって今日の情をしのびましょう。」と言って別れて行ったという。 (ロ)巫山の夢。 《出典》 旦(アシタ)ニハ朝雲ト為(ナ)リ、暮(クレ)ニハ行雨(コウウ)ト為ラン。〔文選(モンセ゛ン)・宋玉(ソウキ゛ョク)・高唐賦〕 《類句》雲雨(ウンウ)の情。雲雨巫山。 天気が簡単に変化するように、人の心が変わりやすいことのたとえ。 《出典》 手ヲ翻(ヒルカ゛エ)セバ雲ト作(ナ)リ、手ヲ覆(クツカ゛)エセバ雨トナル。〔杜甫(トホ)・貧交行〕 《類句》翻雲覆雨(ホンウンフクウ)。

くもなく【苦もなく】🔗🔉

くもなく【苦もなく】 苦労せずにたやすく行ったりできたりするようす。 《例文》 「この程度の問題なら、苦もなく解ける。」

くもにかけはし【雲に梯】🔗🔉

くもにかけはし【雲に梯】 望み、特に恋の望みが身分不相応で達しがたいことのたとえ。 《参考》 俗に下に「霞(カスミ)に千鳥」と続ける。昔のラブレターの常用句。

くもにしる【雲に汁】🔗🔉

くもにしる【雲に汁】 《雲が雨の気配を催してくる意》日照り続きに雨雲が出ることから、事態がおもしろくなってゆくことのたとえ。また、物事の進行がうまくゆくことのたとえ。

くものこをちらすよう【蜘蛛の子を散らすよう】🔗🔉

くものこをちらすよう【蜘蛛の子を散らすよう】 多くの人が同時にばらばらの方向にちりぢりになって逃げ去ることのたとえ。 《例文》 「一発の砲撃で敵兵はくもの子を散らすように敗走した。」 《参考》 くもの子は、入っている袋を破ると一時に四方へ逃げ去ることから。

くものはやくはしるときはてんきがわるくなる【雲の速く走る時は天気が悪くなる】🔗🔉

くものはやくはしるときはてんきがわるくなる【雲の速く走る時は天気が悪くなる】 雲が速く移動するときは天気が悪くなるということ。 《参考》 低気圧が近づくと、上層の空気の流れが速くなって雲が速く動く。

くもはおおかぜふくまえにすをたたむ【蜘蛛は大風吹く前に巣を畳む】🔗🔉

くもはおおかぜふくまえにすをたたむ【蜘蛛は大風吹く前に巣を畳む】 くもは、大風を予知する力があるので、大風の吹く前には巣を離れてどこかに逃げてしまうということ。

くもゆきはやくそらきいろをおびるときはおおかぜあり【雲行き速く空黄色を帯びる時は大風あり】🔗🔉

くもゆきはやくそらきいろをおびるときはおおかぜあり【雲行き速く空黄色を帯びる時は大風あり】 雲が速く移動し、空が砂じんで黄色く見えるときは大風が吹くということ。 《参考》 上層で強い風が吹いているときは、雲行きが速くなり、また、砂じんが中国大陸から吹き運ばれて来て空が黄色く見える。

くもをかすみと【雲を霞と】🔗🔉

くもをかすみと【雲を霞と】 一目散に逃げて行って姿が見えなくなるようす。 《例文》 「ようやく虎口(ココウ)を脱した彼らは雲をかすみと逃げ去った。」

くもをつかむよう【雲を掴むよう】🔗🔉

くもをつかむよう【雲を掴むよう】 話などが漠然(ハ゛クセ゛ン)としていてとらえどころのないことのたとえ。 《例文》 「雲をつかむような話を持ち出して人々を煙(ケム)に巻く。」 《参考》 雲はとらえにくく、つかみがたいことから。

くもをつく【雲を衝く】🔗🔉

くもをつく【雲を衝く】 《雲を突き差すの意》背が非常に高いことのたとえ。 《例文》 「暗やみの中から、雲をつくような大男がぬっと現れた。」

くもにかけはし【雲に架け橋】🔗🔉

くもにかけはし【雲に架け橋】 望んでもとてもかなえられないことのたとえ。 ◎「架け橋」は、はしごのこと。高い空の上にある、届くはずのない雲にはしごを架けるの意から。「雲に架け橋、霞に千鳥」と続けても言う。 〔較〕He is building a bridge over the sea.(海に橋を架けようとしている)

くものこをちらすよう【蜘蛛の子を散らすよう】🔗🔉

くものこをちらすよう【蜘蛛の子を散らすよう】 集まっていた大勢の人がいちどきにばらばらっと四方へ散らばることの形容。 ◎蜘蛛の子のはいった袋を破ると、おびただしい数の蜘蛛の子が四方にさっと散るようすから。 〔類〕算を乱す

くもをかすみ【雲を霞】🔗🔉

くもをかすみ【雲を霞】 一目散に逃げてあっという間に姿が見えなくなることのたとえ。

くもをつかむ【雲を掴む】🔗🔉

くもをつかむ【雲を掴む】 漠然としていて、どうにもとらえどころのないことの形容。 〔較〕a cock‐and‐bull story(まゆつば)

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