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せいちゅう【掣肘】▽中国🔗🔉

せいちゅう【掣肘】▽中国 《他人のひじを引くの意》干渉して自由を束縛すること。 《例文》 「委員会はそこまで制肘(セイチュウ)を加えるつもりはなかったらしい。」 《参考》 孔子の弟子の子賤(シセン)は、魯(ロ)の哀公(魯君)に仕えて亶父(タンホ゜)の地を治めることになったとき、魯君が政治に口出しすることを恐れた。そこで魯君に請うてその側近の書記二人を亶父に連れて来て書類を書くことを命じた。書記が書こうとすると、子賤は書記のひじを引いたり揺り動かしたりして邪魔をした上、書いた字がよくないと言って怒った。二人の書記が帰って魯君に報告すると、魯君は「それは子賤がわたしを諫(イサ)めたのだよ。」と言って、早速子賤に任地の施政を一任すると伝えさせたという。 《出典》 〔呂氏春秋(リョシシュンシ゛ュウ)・具備篇〕

せいちゅう【掣肘】🔗🔉

せいちゅう【掣肘】 わきからああだこうだとうるさく干渉して、相手の言動を妨げること。 ◎「掣」は引く意。相手の肘(ひじ)を引っぱって自由に行動させないの意から。なお「制肘」と書き誤りやすい点に注意。 〔出〕孔子家語(こうしけご) 〔例〕掣肘を加える。

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