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らくようのしかをたかめる【洛陽の紙価を高める】▽中国🔗⭐🔉
らくようのしかをたかめる【洛陽の紙価を高める】▽中国
著書の評判が高く、盛んに売れることのたとえ。「洛陽の紙価貴(タカ)し」「洛陽の紙価を貴からしむ」とも。
《参考》
晋(シン)の左思(サシ)が『三都(サント)の賦(フ)』という文を作ったとき、それを読んだ人たちは賞賛し、盛んに書き写した。そのため、首都洛陽の紙の相場があがったという。
《出典》
是(ココ)ニ於(オ)イテ豪貴ノ家、競イテ相伝写シ、洛陽之(コレ)ガ為(タメ)ニ紙貴シ。〔晋書(シンシ゛ョ)・文苑・伝〕
らくようふかくのでん【洛陽負郭の田】▽中国🔗⭐🔉
らくようふかくのでん【洛陽負郭の田】▽中国
《首都洛陽の城郭を背にした田地の意》都の近くにあって、便利で地味のよく肥えた田地のたとえ。
《参考》
戦国時代、蘇秦(ソシン)は、外交問題の遊説(ユウセ゛イ)家として成功して秦(シン)に対抗するための六国同盟を指導したが、その不遇時代を回想して、「もし自分に洛陽の城郭を背にした田という、暮らしに困らない土地があったなら、それに満足してしまって、今日の地位はなかったであろう。」と言ったという。
《出典》
且(カツ)我ニ洛陽負郭ノ田二頃(ニケイ)有ラシメバ、吾(ワレ)豈(アニ)能(ヨ)ク六国ノ相印ヲ佩(オ)ビンヤ。〔史記(シキ)・蘇秦伝〕
らくようのしかをたかめる【洛陽の紙価を高める】🔗⭐🔉
らくようのしかをたかめる【洛陽の紙価を高める】
著書の評判がよくて、爆発的に売れることのたとえ。
◎中国晋(しん)の左思(さし)が『三都賦』を作ったとき、洛陽の都では人々が争って書き写したため、洛陽の紙の価格が高騰したという故事から。「洛陽の紙価を貴(たか)からしむ」とも言う。
〔出〕晋書(しんじょ)
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