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――から湯気(ユゲ)を立・てる🔗🔉

――から湯気(ユゲ)を立・てる 非常に怒っている様子の形容。かんかんになって怒る。

――剃(ソ)るより心を剃れ🔗🔉

――剃(ソ)るより心を剃れ 頭を剃って僧の姿になるよりも,精神の修養をすることの方が大切だ。

――でっかち尻(シリ)すぼり🔗🔉

――でっかち尻(シリ)すぼり 初めは勢いがいいが,終わりは振るわないこと。竜頭蛇尾。頭でっかち尻つぼみ。

――に入・れる🔗🔉

――に入・れる 記憶にとどめる。

――に来る🔗🔉

――に来る (1)かっとなる。ひどく腹が立つ。とさかにくる。 (2)(病毒や酔いが頭にまわって)気が変になる。

――に血が上(ノボ)・る🔗🔉

――に血が上(ノボ)・る 感情がたかぶり,冷静さを失う。逆上する。かっとなる。

――の(上の)蠅(ハエ)も追えない🔗🔉

――の(上の)蠅(ハエ)も追えない 自分自身の始末さえろくにできない。

――の黒い鼠(ネズミ)🔗🔉

――の黒い鼠(ネズミ) 〔頭髪の黒い人間を鼠になぞらえていう〕 物がなくなった時に,身近にいる人間が盗んだのだろうということを暗にいう言葉。「―のしわざ」

――の天辺(テツペン)から足の爪先(ツマサキ)まで🔗🔉

――の天辺(テツペン)から足の爪先(ツマサキ)まで 人の体の,上から下まで残らず。全身。また,全身・全体にわたっているさま。「―じろじろ見る」

――を痛・める🔗🔉

――を痛・める 心配ごとなどで苦しみ悩む。頭を悩ます。

――を抑(オサ)・える🔗🔉

――を抑(オサ)・える 他人の行動や言葉を制する。

――を抱(カカ)・える🔗🔉

――を抱(カカ)・える 途方にくれて考えこむ。困りはてる。

――を掻(カ)・く🔗🔉

――を掻(カ)・く 思わず頭に手をやって軽くかく。恥じたり,照れたりした時のしぐさ。

――を下・げる🔗🔉

――を下・げる (1)おじぎをする。 (2)屈服する。降参する。

――を搾(シボ)・る🔗🔉

――を搾(シボ)・る あれこれ苦心して考える。工夫する。

――を突っ込・む🔗🔉

――を突っ込・む 「首(クビ)を突っ込む」に同じ。

――を悩(ナヤ)ま・す🔗🔉

――を悩(ナヤ)ま・す あれこれ考えて悩む。思いわずらう。

――を撥(ハ)・ねる🔗🔉

――を撥(ハ)・ねる 他人に支払うべき利益の一部をかすめとる。うわまえをはねる。

――を捻(ヒネ)・る🔗🔉

――を捻(ヒネ)・る 難しいことを熱心に考える。頭をしぼる。

――を冷や・す🔗🔉

――を冷や・す 血がのぼった頭を冷やす。冷静にする。「―・して,もう一度考え直せ」

大辞林 ページ 138125