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うか-とうせん ウクワ― [1] 【羽化登仙】🔗🔉

うか-とうせん ウクワ― [1] 【羽化登仙】 〔蘇軾(ソシヨク)の「前赤壁賦」などにみえる語〕 中国古来の神仙思想などで,人間に羽が生えて仙人になり天に昇ること。また,酒に酔ってよい気分になることのたとえ。

うかぬ-かお ―カホ 【浮かぬ顔】 (連語)🔗🔉

うかぬ-かお ―カホ 【浮かぬ顔】 (連語) 沈んだ顔つき。気になることがあって晴れ晴れしない顔つき。

うか-ねら・う ―ネラフ 【窺狙ふ】 (動ハ四)🔗🔉

うか-ねら・う ―ネラフ 【窺狙ふ】 (動ハ四) 目的を果たすのによい機会のくるのをじっと待つ。様子をみながら待つ。「この岡に雄鹿踏み起こし―・ひ/万葉 1576」

うか-ねらう ―ネラフ 【窺狙ふ】 (枕詞)🔗🔉

うか-ねらう ―ネラフ 【窺狙ふ】 (枕詞) 猟をするとき足跡を見て,うかがいねらう役目を跡見(トミ)というところから「跡見」にかかる。「―跡見山雪のいちしろく/万葉 2346」

うか-の-かみ 【宇賀の神】🔗🔉

うか-の-かみ 【宇賀の神】 ⇒うがじん(宇賀神)

うか-の-みたま 【倉稲魂・稲魂・宇迦の御魂】🔗🔉

うか-の-みたま 【倉稲魂・稲魂・宇迦の御魂】 〔後世「うが」と濁音〕 稲の穀霊を神としてあがめたもの。のち,五穀をつかさどる神とされた。伊勢神宮外宮の祭神,豊宇気姫命の別名。また,稲荷(イナリ)信仰の祭神。うけのみたま。

うか-の-め 【稲魂女】🔗🔉

うか-の-め 【稲魂女】 食物をつかさどる女神。「粮(クライモノ)の名をば―厳(イツノ)/日本書紀(神武訓注)」

うかば・れる [0] 【浮かばれる】 (動ラ下一)🔗🔉

うかば・れる [0] 【浮かばれる】 (動ラ下一) 〔動詞「浮かぶ」の未然形に可能の助動詞「れる」の付いたものから〕 (1)死者の無念さが解消されて霊が成仏する。「これで仏も―・れるだろう」 (2)(多く打ち消しの語を伴う)苦労などがむくわれる。面目が立つ。「このままでは彼の努力も―・れない」

うかび-あが・る [5] 【浮か(び)上がる】 (動ラ五[四])🔗🔉

うかび-あが・る [5] 【浮か(び)上がる】 (動ラ五[四]) (1)水中から水面に現れ出る。うかびでる。「鯨が―・ってくる」 (2)地表を離れて空中に上がる。「飛行船が―・る」 (3)今まで恵まれない環境にあったものが,よい状態になる。「下積み生活からやっと―・る」 (4)それまで明らかでなかった事物が表面に現れる。注目されるようになる。「ある人物の名が―・る」「エネルギー問題が急に―・ってきた」 [可能] うかびあがれる

大辞林 ページ 139239