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うち・す 【打ちす】 (動サ変)🔗🔉

うち・す 【打ちす】 (動サ変) さっと,それをする。急にそれが起こる。「あくびおのれ―・して寄り臥しぬる/枕草子 25」

うち-すう [3] 【内数】🔗🔉

うち-すう [3] 【内数】 ある統計値に条件を付加した場合の部分値を,元の値に対して内数という。元の数値の傍らに,括弧(カツコ)付きで併記されることが多い。例えば総支出額とその内の食費。 →外数

うち-す・える ―スル [0][4] 【打(ち)据える】 (動ア下一)[文]ワ下二 うちす・う🔗🔉

うち-す・える ―スル [0][4] 【打(ち)据える】 (動ア下一)[文]ワ下二 うちす・う (1)動けなくなるほどに,たたく。「竹刀(シナイ)で―・える」 (2)しっかりとすえる。「庭石をどっかりと―・える」

うち-すが・う ―スガフ 【打ち次ふ】 (動ハ四)🔗🔉

うち-すが・う ―スガフ 【打ち次ふ】 (動ハ四) (1)優劣がない。匹敵する。「中の君も―・ひてあてになまめかしう/源氏(紅梅)」 (2)続いて起こる。「大将殿など,皆同じ程(裳瘡(モガサ)ガ)―・ひなどして出てさせ給へば/栄花(布引の滝)」

うち-す・ぎる [4][0] 【打(ち)過ぎる】 (動ガ上一)[文]ガ上二 うちす・ぐ🔗🔉

うち-す・ぎる [4][0] 【打(ち)過ぎる】 (動ガ上一)[文]ガ上二 うちす・ぐ (1)時が過ぎる。経過する。「長らく無音に―・ぎまして」 (2)ある場所を通り過ぎる。「藤波の―・ぎがたく見えつるは/源氏(蓬生)」 (3)程度が普通以上である。度が過ぎる。「山里の人こそは身の程にはやや―・ぎ/源氏(朝顔)」

うち-すぐ・す 【打ち過ぐす】 (動サ四)🔗🔉

うち-すぐ・す 【打ち過ぐす】 (動サ四) 年をとる。高齢になる。「歌頭は―・したる人のさきざきするわざを/源氏(竹河)」

うち-す・てる [0][4] 【打(ち)捨てる】 (動タ下一)[文]タ下二 うちす・つ🔗🔉

うち-す・てる [0][4] 【打(ち)捨てる】 (動タ下一)[文]タ下二 うちす・つ (1)「捨てる」を強めた言い方。「何もかも―・てて旅に出る」 (2)構わないでほうっておく。「長い間―・てられたままの家」 (3)人を斬り捨てる。

うち-ずみ 【内住み】🔗🔉

うち-ずみ 【内住み】 女官などが内裏に住むこと。宮中で生活すること。 ⇔里住み 「心細くておはしまさむよりは,―せさせ給ひて/源氏(桐壺)」

大辞林 ページ 139371