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うちつけ-げそう ―サウ 【打ち付け懸想】🔗🔉

うちつけ-げそう ―サウ 【打ち付け懸想】 いきなり思慕の情を打ち明けること。「かやうの―などは,わざとみ心にもとまらず/狭衣 1」

うちつけ-ごころ 【打ち付け心】🔗🔉

うちつけ-ごころ 【打ち付け心】 ふと思い立つ心。急な思いつき。「―ありて参りこむにだに/源氏(手習)」

うちつけ-ごと 【打ち付け言】🔗🔉

うちつけ-ごと 【打ち付け言】 無遠慮に言う言葉。むきだしな言葉。「いとわりなき御―になむときこえ給へば/源氏(行幸)」

うちつけ-ごと 【打ち付け事】🔗🔉

うちつけ-ごと 【打ち付け事】 思いもかけなかった事件。「―ども出で来けり/増鏡(あすか川)」

うちつけ-じょう ―ヂヤウ [4] 【打(ち)付け錠】🔗🔉

うちつけ-じょう ―ヂヤウ [4] 【打(ち)付け錠】 箪笥(タンス)の引き出しや扉などに打ちつけた飾りのついた錠。

うちつけ-ばしご 【打ち付け階子】🔗🔉

うちつけ-ばしご 【打ち付け階子】 釘(クギ)やかすがいなどで固定した簡単な階段。

うちつけ-め 【打ち付け目】🔗🔉

うちつけ-め 【打ち付け目】 ちょっと見たときの情景。ちょっと見。「―には,それかとのみ耳とどめらるる心地すれば/寝覚 1」

うち-つ・ける [4][0] 【打(ち)付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 うちつ・く🔗🔉

うち-つ・ける [4][0] 【打(ち)付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 うちつ・く (1)強く打つ。ぶつける。「柱に頭を―・ける」「コップを床に―・ける」 (2)釘(クギ)などで打って固定する。「塀に板を―・ける」 (3)強く当たる。「窓に―・ける雨」 (4)「付ける」を強めた言い方。「はかなき疵(キズ)も―・けられなば由なし/今昔 28」 (5)無遠慮にする。「―・けたる文章/浮世草子・五人女 3」

うち-つづ・く [0][4] 【打(ち)続く】🔗🔉

うち-つづ・く [0][4] 【打(ち)続く】 ■一■ (動カ五[四]) (1)長く続く。継続する。「―・く長雨」 (2)ある物事のあとに次のものが切れ目なく起こる。ひき続く。「―・く天災におそれおののく」 ■二■ (動カ下二) ⇒うちつづける

うち-つづ・ける [0][5] 【打(ち)続ける】 (動カ下一)[文]カ下二 うちつづ・く🔗🔉

うち-つづ・ける [0][5] 【打(ち)続ける】 (動カ下一)[文]カ下二 うちつづ・く (1)「打つ」ことを続けて行う。「太鼓を―・ける」「興行を―・ける」 (2)「続ける」を強めていう。「男子二人―・けて産みてけり/今昔 22」

大辞林 ページ 139377