複数辞典一括検索+

おき [0] 【沖・澳】🔗🔉

おき [0] 【沖・澳】 〔「辺(ヘ)」に対して,遠く隔たった所の意〕 (1)海・湖などの岸から遠く離れた所。「―に出る」 (2)開けた田畑・原野の,人里から遠い所。「かい田の―にこそ鹿や臥(フ)しそろよ/田植草紙」

――を越・える🔗🔉

――を越・える 〔「辺」を「へた」と読むところから「じょうず」を「沖」といったもの〕 技芸などが抜きんでてすぐれている。沖を越す。沖を漕(コ)ぐ。

――を漕(コ)・ぐ🔗🔉

――を漕(コ)・ぐ (1)「沖を越える」に同じ。 (2)他とは比べものにならないほど,程度がはなはだしい。「大夫のみふねに逢ひそめ,―・いだる大騒ぎ/浮世草子・好色盛衰記 4」

――を深(フカ)めて🔗🔉

――を深(フカ)めて 心底から。「海(ワタ)の底―我(ア)が思へる君には逢はむ/万葉 676」

おき 【置(き)】🔗🔉

おき 【置(き)】 ■一■ [0] (名) (1)「置き浄瑠璃」の略。 (2)「置き唄」の略。 ■二■ (接尾) 時間・距離・数量などを表す語に付いて,それだけの間隔をおくことを表す。「三時間―」「二メートル―」「一人―」

――にする🔗🔉

――にする やめておく。やめにする。やめる。「なんの洒落臭(シヤラツクセ)え―するがいい/滑稽本・浮世風呂 2」

おき [0] 【燠・熾】🔗🔉

おき [0] 【燠・熾】 (1)「おきび(熾火)」に同じ。「―をかき立てる」 (2)消し炭(ズミ)。

お-き ヲ― 【堡・小城】🔗🔉

お-き ヲ― 【堡・小城】 〔「き」は城の意〕 土や石また柵(サク)などをめぐらしたとりで。「此の村に土蜘蛛あり。―を造りて隠り/肥前風土記」

おき 【隠岐】🔗🔉

おき 【隠岐】 旧国名の一。隠岐諸島にあたる。

おぎ ヲギ [1] 【荻】🔗🔉

おぎ ヲギ [1] 【荻】 イネ科の多年草。原野の水辺に群生する。高さ2メートル内外。茎の下部は露出する。花穂はススキに似るが,大形で小穂に芒(ノギ)がない。メザマシグサ。ネザメグサ。[季]秋。 荻 [図]

お-ぎ ヲ― [1] 【男木・雄木】🔗🔉

お-ぎ ヲ― [1] 【男木・雄木】 (1)雌雄異株の植物で,雄花だけをつける木。 (2)木材の継ぎ手で,(ホゾ)や鎌(カマ)などの突起を備えている方の材。また,上下二段に重ねた場合の上方の材。 ⇔女木(メギ)

大辞林 ページ 140151