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――と仏は水波(スイハ)の隔(ヘダ)て🔗🔉

――と仏は水波(スイハ)の隔(ヘダ)て 神と仏とはちょうど水と波とのようにただ形が違うだけで,もとは同体である。

――ならぬ身(ミ)🔗🔉

――ならぬ身(ミ) 全知全能の神ではない身,すなわち人間。凡夫。「―では知るよしもない」

――の正面(シヨウメン)仏(ホトケ)の真尻(マジリ)🔗🔉

――の正面(シヨウメン)仏(ホトケ)の真尻(マジリ) 〔「真尻」は後ろの意〕 神棚は正面の高い所に,仏壇は陰に設けよの意。

――の存在証明(ソンザイシヨウメイ)🔗🔉

――の存在証明(ソンザイシヨウメイ) 信仰における神の存在を,理性によって哲学的に証明すること。中世のスコラ哲学・近世哲学・キリスト教神学などにおいて試みられた。その形式により,存在論的証明・宇宙論的証明・目的論的証明・道徳的証明などに分けられる。

――の見えざる手🔗🔉

――の見えざる手 市場経済の自動調節機構をいう語。経済活動を個々人の私利をめざす行為に任せておけば「神の見えざる手」により社会全体の利益が達成される,というアダム=スミスの経済社会思想を示す語。

――は正直(シヨウジキ)の頭(コウベ)に宿(ヤド)る🔗🔉

――は正直(シヨウジキ)の頭(コウベ)に宿(ヤド)る 神は正直な人間を守る。

――は非礼(ヒレイ)を受けず🔗🔉

――は非礼(ヒレイ)を受けず 〔論語(八注)〕 神は,神をまつるべきでない邪悪な人間がまつってもその心を受けない。神は礼儀にはずれた物事は受納しない。

――は見通し🔗🔉

――は見通し 神にはどんなことでも見えているから,偽ることはできない。神仏はお見通し。

――も仏(ホトケ)もない🔗🔉

――も仏(ホトケ)もない 慈悲を垂れ人を救う神も仏もいない意で,世間の無情・無慈悲などをはかなんでいう語。

かみ [2] 【紙】🔗🔉

かみ [2] 【紙】 (1)植物の繊維を水中で密にからみ合わせ,薄く平面状にのばして乾燥したもの。中国,後漢の蔡倫(サイリン)がその製法を発明したといわれる。絵や文字を書いたり,物を包んだり,障子や襖(フスマ)に貼ったりするのに用いる。和紙はミツマタ・コウゾ・ガンピなどの靭皮(ジンピ)繊維を原料とし,手すきで作る。洋紙は木材パルプなどを原料とし,これをくだいて溶かし,サイズ剤・填料(テンリヨウ)・色素などを加え,抄紙機で機械的に仕上げる。最近は合成繊維からも作られるようになった。 →パルプ (2)じゃんけんの手の一。開いたてのひらで示す。ぱあ。 →紙(1)[表]

大辞林 ページ 141443