ごぼう-けん ―バウ― [0] 【牛蒡剣】 〔形がゴボウに似るところから〕 銃剣の俗称。

ごぼう-じま ―バウ― [0] 【牛蒡縞】 （ゴボウの根のように）細い縦縞の模様。明治初期に流行。

ごぼう-じめ ―バウ― [0] 【牛蒡注連】 注連縄(シメナワ)の一種。大根注連(ダイコンジメ)の細めのもの。正月，神棚などに飾る。

ごぼう-じり ―バウ― [0] 【牛蒡尻】 犬や猫の尾の短いもの。

ごぼう-づみ ―バウ― [0] 【牛蒡積み】 石垣の積み方の一。奥行の深い石を用い，その小口を正面に出し，奥に深く石が入るように積むこと。

ごぼう-ぬき ―バウ― [0] 【牛蒡抜き】 （１）（牛蒡を抜く時のように）棒状のものを一気に引き抜くこと。 （２）大勢の中から一人ずつ順々に引き抜くこと。 （３）競走で，数人を次々と追い抜くこと。「ゴール直前で―にする」

ごぼう-ね ―バウ― [2] 【牛蒡根】 ゴボウの根のように直線的に地中深く伸びた草木の根。

ごぼう-まき ―バウ― [0] 【牛蒡巻(き)】 ⇒八幡巻(ヤワタマ)き

ご-ぼう ―バウ [1] 【御坊・御房】 ■一■ （名） （１）寺院またはその僧坊の敬称。 （２）僧の敬称。 ■二■ （代） 二人称。僧に対して敬って呼びかける語。「―の勤め給ふべき也/今昔 39」

ごぼう ゴバウ 【御坊】 和歌山県西部，日高川河口にある市。製材業が盛ん。西本願寺日高別院（日高御坊）の門前町。

こほう-あん 【孤篷庵】 京都大徳寺境内にある塔頭(タツチユウ)。1612年，小堀遠州が竜光院内に建て，のち大徳寺に移したが1793年に焼失。現在のものは松平治郷(ハルサト)（不昧(フマイ)）の再建。忘筌(ボウセン)・山雲床の二茶室が有名である。