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しぜん-の-こと 【自然の事】🔗🔉

しぜん-の-こと 【自然の事】 万一のこと。悪いことをいう場合に用いる。「―のあらん時,物の具して頼朝がのるべき馬なり/平家 9」

しぜん-の-すう 【自然の数】🔗🔉

しぜん-の-すう 【自然の数】 自然の成り行き。「固より―である/小説「エイルヰン」の批評(漱石)」

しぜん-の-せいいつせい 【自然の斉一性】🔗🔉

しぜん-の-せいいつせい 【自然の斉一性】 〔uniformity of nature〕 事象が同一の事情のもとでは常に同一の在り方を示すように自然が統一ある秩序を保持していること。特殊から普遍を導く帰納的推理を正当化する根本仮定として J = S =ミルが提唱した。

しぜん-のひかり 【自然の光】🔗🔉

しぜん-のひかり 【自然の光】 〔(ラテン) lumen naturale〕 スコラ哲学で,事物の認識のために神から特別に与えられる恩寵の光に対して,人間に生得的に与えられている事物を認識する能力。

しぜん-はっか ―クワ [4] 【自然発火】🔗🔉

しぜん-はっか ―クワ [4] 【自然発火】 可燃性の物質が空気中に放置されたとき,分解熱・酸化熱・吸着熱などが蓄積し,その結果自然に発火する現象。

しぜん-はっせい [4] 【自然発生】🔗🔉

しぜん-はっせい [4] 【自然発生】 (1)生物が無生物からも発生するという考え。現在では生命の起源に関する考え方を除き,否定されている。偶然発生。 (2)人為によらず,偶然的なきっかけによって物が生ずること。「―的な暴動」

しぜん-はん [2] 【自然犯】🔗🔉

しぜん-はん [2] 【自然犯】 殺人・強盗・放火などそれ自体で反社会的・反道徳的であり,法規によるまでもなく不当性が自明とされる犯罪。刑事犯。 ⇔法定犯

しぜん-び [2] 【自然美】🔗🔉

しぜん-び [2] 【自然美】 自然界に現れる美。人工によらない天然の美。 ⇔芸術美

しぜん-ひつぜんせい [0] 【自然必然性】🔗🔉

しぜん-ひつぜんせい [0] 【自然必然性】 偶然も自由もあり得ぬような自然法則に示される必然性。人間の自由な当為に代表される目的論的必然性に対する。因果的必然性。

大辞林 ページ 145629