複数辞典一括検索+

しょ-いり [0] 【初入り】🔗🔉

しょ-いり [0] 【初入り】 茶の湯で,客が初めて茶席に入ること。手水(チヨウズ)を使い,躙(ニジ)り口から席中に入り,床(トコ)・釜(カマ)・風炉(フロ)または炉を拝見する。席入り。初座入り。 ⇔後入(ゴイ)り

しょ-いん ―ン [1][0] 【所員】🔗🔉

しょ-いんン [1][0] 【所員】 出張所・研究所など「所」と名の付く組織に所属している人。

しょ-いん 【書音】🔗🔉

しょ-いん 【書音】 手紙・書状。「ヒサビサ―ヲ通ゼヌ/日葡」

しょ-いん ―ン [0][1] 【書院】🔗🔉

しょ-いんン [0][1] 【書院】 (1)禅宗寺院では住持の,公家・武家住宅では居間兼書斎として用いた部屋。慶長(1596-1615)頃から一棟の建物全体を呼ぶ。 (2)中国で,私塾。 (3)「付け書院」に同じ。 (4)出版社・書店。また,それらの屋号に添えて用いる語。

しょいん-がまえ ―ンガマヘ [4] 【書院構え】🔗🔉

しょいん-がまえンガマヘ [4] 【書院構え】 ⇒付(ツ)け書院(シヨイン)

しょいん-けぬき ―ン― [4] 【書院毛抜き】🔗🔉

しょいん-けぬきン― [4] 【書院毛抜き】 書院造りの座敷で,煙草盆(タバコボン)に入れておく毛抜き。

しょいん-し ―ン― [2] 【書院紙】🔗🔉

しょいん-しン― [2] 【書院紙】 〔「書院造り」の明かり障子に用いたところから〕 美濃紙(ミノガミ)の異名。しょいんがみ。

しょいん-だな ―ン― [2] 【書院棚】🔗🔉

しょいん-だなン― [2] 【書院棚】 「付け書院」に同じ。

しょいん-づくり ―ン― [4] 【書院造り】🔗🔉

しょいん-づくりン― [4] 【書院造り】 近世に行われた,書院と呼ばれる建物を中心とする住宅の様式。寝殿造りを母体とし主殿造りを経て発達してきたもので,現代和風建築の基本となる。玄関・台所などを別棟として建て,個々の建物は単一の機能をもち,二,三室から成る一列型の平面を示す。主となる座敷は,多くは上段の間とし,床(トコ)・違い棚・付け書院などを備える。また,外側には雨戸をたてる。明暦(1655-1658)の大火以後に広く普及した。 書院造り [図]

しょいん-どこ ―ン― [2] 【書院床】🔗🔉

しょいん-どこン― [2] 【書院床】 「付け書院」に同じ。

大辞林 ページ 146413