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すがる [0][1] 【🔗🔉

すがる [0][1] 【】 (1)ジガバチの古名。また,ハチの異名。「飛び翔る―のごとき腰細に取り飾らひ/万葉 3791」 (2)鹿(シカ)の異名。「―伏す木ぐれが下の葛まきを/山家(雑)」

すがる-おとめ ―ヲトメ 【少女】🔗🔉

すがる-おとめ ―ヲトメ 【少女】 ジガバチのように腰の細い,しなやかな少女。「胸別(ムナワケ)の広き我妹,腰細の―のその姿(カオ)のきらきらしきに/万葉 1738」

すが・る [0] 【箝る】 (動ラ五[四])🔗🔉

すが・る [0] 【箝る】 (動ラ五[四]) うまくはめこまれる。すげられる。「鼠小倉の緒の―・りし朴木歯の下駄/たけくらべ(一葉)」

すが・る [0][2] 【縋る】 (動ラ五[四])🔗🔉

すが・る [0][2] 【縋る】 (動ラ五[四]) (1)頼みとしてしっかりとつかまる。しがみつく。「母の腕に―・る」「手すりに―・って階段をのぼる」「松に―・りて危うき下を行く事少時/ふところ日記(眉山)」 (2)たのみとする。たよる。「仏様のお慈悲に―・る」 [可能] すがれる

すが・る 【尽る・末枯る】🔗🔉

すが・る 【尽る・末枯る】 ■一■ (動ラ四) (1)盛りが過ぎて衰える。「身用心の傾城買も,―・らぬうちに分別すべし/浮世草子・好色盛衰記 4」 (2)香りが盛りを過ぎ衰える。「―・らぬ内にとく聞かせ給へ/五月雨日記」 ■二■ (動ラ下二) ⇒すがれる

す-が・る 【酸がる】 (動ラ四)🔗🔉

す-が・る 【酸がる】 (動ラ四) 酸っぱがる。酸っぱく感ずる。「歯もなき女の梅くひて―・りたる/枕草子 45」

スカルノ Sukarno🔗🔉

スカルノ Sukarno (1901-1970) インドネシアの政治家。1928年インドネシア国民党を創設。45年オランダからの独立を宣言,初代大統領となる。民族主義・宗教・共産主義の連携を旗印に国内建設を進めたが,65年のクーデターを機に失脚。

すがる-はふ [4] 【縋破風】🔗🔉

すがる-はふ [4] 【縋破風】 本屋根からさらに片流れの屋根を葺(フ)き下ろしたとき,その部分に現れる破風。社寺建築で前面に向拝(縋向拝)を取り付けたとき,切妻屋根の妻側に庇(ヒサシ)を設けたときなどに見られる。

大辞林 ページ 147233