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たいか-ぜんだい タイクワ― [4] 【大化前代】🔗🔉

たいか-ぜんだい タイクワ― [4] 【大化前代】 日本史における時代区分。大化の改新を下限として大和朝廷時代末期の六,七世紀をさす。皇室・豪族の連合からなる中央政権が,部民制・氏姓制による地方支配を続けていたが,律令体制につながる官司制の進展もみられる。

たいか-の-かいしん タイクワ― 【大化の改新】🔗🔉

たいか-の-かいしん タイクワ― 【大化の改新】 645年(大化1),中大兄皇子(のちの天智天皇)・中臣(藤原)鎌足らが蘇我氏を打倒して始めた古代政治史上の一大改革。蘇我蝦夷(エミシ)・入鹿(イルカ)父子を滅ぼした中大兄皇子は孝徳天皇を即位させ,自らは皇太子として実権を握った。翌年,公地公民制,地方行政組織の確立,戸籍・計帳の作成と班田収授法の施行,租・庸・調の統一的税制の実施を中心とした改新の詔(ミコトノリ)を発布し,氏姓制度による皇族・豪族の支配を否定して,中央集権的支配の実現へと向かった。大化の新政。

たいか 【大夏】🔗🔉

たいか 【大夏】 (1)漢代の中国で,バルフを中心とするアフガニスタン北部に対する呼称。バクトリア王国とする説,紀元前二世紀にこの国を滅ぼしたトハラ族の音訳とする説などがある。 (2)五胡十六国の一。夏。 →夏(2) (3)西夏(セイカ)のこと。

たい-が [1] 【大我】🔗🔉

たい-が [1] 【大我】 〔「だいが」とも〕 (1)〔仏〕 悟りによって得られる絶対に自由な在り方。真我。 (2)利己的な立場を克服し,より広く公共的な立場をとる主体性。 ⇔小我

たい-が [1] 【大河】🔗🔉

たい-が [1] 【大河】 大きな川。

たいが-しょうせつ ―セウ― [4] 【大河小説】🔗🔉

たいが-しょうせつ ―セウ― [4] 【大河小説】 一群の人々の生涯や家族の歴史などを,社会的・時代的背景とともに広い視野から描く大長編小説。二〇世紀初期のフランスに始まる。ロマン=ロランの「ジャン=クリストフ」,マルタン=デュ=ガールの「チボー家の人々」,ジュール=ロマンの「善意の人々」など。

たいが-ドラマ [4] 【大河―】🔗🔉

たいが-ドラマ [4] 【大河―】 長期間放送されるスケールの大きなテレビドラマ。

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