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たん-たん [0] 【坦坦】 (ト|タル)[文]形動タリ🔗🔉

たん-たん [0] 【坦坦】 (ト|タル)[文]形動タリ (1)土地・道路などの平らなさま。「―とした道を歩く」 (2)大した波乱もなく物事の過ぎて行くさま。平凡なさま。「―たる生涯」

たん-たん [0] 【眈眈】 (ト|タル)[文]形動タリ🔗🔉

たん-たん [0] 【眈眈】 (ト|タル)[文]形動タリ 鋭い目つきで獲物をねらうさま。「虎視(コシ)―」「―として機の到るを待つて居る/此一戦(広徳)」

たん-たん [0] 【淡淡・澹澹】 (ト|タル)[文]形動タリ🔗🔉

たん-たん [0] 【淡淡・澹澹】 (ト|タル)[文]形動タリ (1)ものの味わい・感じなどがあっさりと好ましいさま。また,人柄がさっぱりしているさま。「―と語る」「―としたつき合い」 (2)静かに水をたたえるさま。水が静かにたゆたうさま。「八徳―として自ら貯へたり/性霊集」

たん-たん [0][3] 【湛湛】 (ト|タル)[文]形動タリ🔗🔉

たん-たん [0][3] 【湛湛】 (ト|タル)[文]形動タリ (1)水などが深くたたえられているさま。「―たる禅心は清みて水に似たれども/南遊集」 (2)露の多いさま。「晞陽―として群黎せらる/凌雲集」

たん-たん [0][3] 【潭潭】 (ト|タル)[文]形動タリ🔗🔉

たん-たん [0][3] 【潭潭】 (ト|タル)[文]形動タリ 水が深くたたえられているさま。「深淵―として,巨海の波に浮かべるが如し/盛衰記 35」

だん-だん 【段段】🔗🔉

だん-だん 【段段】 ■一■ [1] (名) (1)段がいくつかあること。また,階段。「―を下りる」「―になった道」 (2)(「…の段段」の形で)事柄や行為の一つ一つ。箇条箇条。一くだり一くだり。「御教示の―身に泌みております」 (3)切れて離れていること。いくつにも小さく切れていること。「王難の災に逢ふといふともその剣―に折れ/謡曲・盛久」 ■二■ [3][0] (副) (1)(「と」「に」を伴っても用いる)物事が順を追って変化するさま。順を追って進むさま。「新しい仕事にも―(と・に)慣れた」「―(と・に)明るくなる」 (2)次々に続くさま。あれこれ。かさねがさね。「なう是には言訳―有/浄瑠璃・堀川波鼓(中)」 ■三■ [3] (感) 〔「だんだんありがとう」の略。近世後期から京の遊里で用いられた挨拶語〕 いろいろありがとう。「先夜は―,生憎(アイニク)銭入を忘れたから/思出の記(蘆花)」

大辞林 ページ 149100