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ち 【家】🔗🔉

【家】 〔「うち(家)」に助詞「の」が付いた「のうち」の転「んち」から〕 家。うち。「ぼくん―」「君ん―」

ち 【路・道】🔗🔉

【路・道】 みち。地名の下に付くときには,そこへ行く道,その地域内を通じている道の意を表す。「しなだゆふ楽浪(ササナミ)―をすくすくと我が行ませばや/古事記(中)」

ち 【鉤・鈎】🔗🔉

【鉤・鈎】 つりばり。「其の口を探れば,果して失せたる―を得/日本書紀(神代下訓)」

ち 【霊】🔗🔉

【霊】 霊的な力を持つものを表す語。複合して用いられる。「いかず―」「かぐつ―」「みず―」「おろ―」

ち [1] 【地】🔗🔉

[1] 【地】 (1)天に対して,地上。海に対して,陸上。おか。大地。地面。「―の果て」「足が―につかない」 (2)特定の土地。場所。地域。地方。「安住の―」「曾遊の―」「極寒の―」 (3)位置。立場。「―の利を占める」 (4)所有する土地。領土。「―を接する国々」 (5)荷物・掛軸など,上下の定まっているものの下の方。 ⇔天 「天―無用」 (6)本の部分の名。製本で,本の三方の断ち口のうち下にあたる部分。 →製本 (7)(天地または天地人と)二段階または三段階に分けたときの,第二位のもの。 →ち〔地〕[漢]

――から湧(ワ)・く🔗🔉

――から湧(ワ)・く 突然現れる。「天から降ったか,―・いたか」

――に落(オ)・ちる🔗🔉

――に落(オ)・ちる 盛んであった権威・名声がすたれる。おとろえる。「彼の信望も―・ちた」

――に塗(マミ)・れる🔗🔉

――に塗(マミ)・れる 〔史記(高祖本紀)〕 戦いに負けて立ち上がれなくなる。敗北する。 →一敗地に塗れる

――を易(カ)うれば皆然(シカ)り🔗🔉

――を易(カ)うれば皆然(シカ)り 〔孟子(離婁下)〕 人の言動に違いがあるのは立場に違いがあるからで,立場を変えれば同じになる。

大辞林 ページ 149137