複数辞典一括検索+

つね-な・し 【常無し】 (形ク)🔗🔉

つね-な・し 【常無し】 (形ク) 変わりやすい。無常だ。「僧都,世の―・き御物語,後世の事など,聞え知らせ給ふ/源氏(若紫)」

つね-なみ [0] 【常並(み)】🔗🔉

つね-なみ [0] 【常並(み)】 世間で普通のこと。世間なみ。「我々に対する所又た―列国に対するに異なりと見へたり/浮城物語(竜渓)」

つね-ならず 【常ならず】 (連語)🔗🔉

つね-なら 【常ならず】 (連語) (1)一定でない。無常だ。変わりやすい。「飛鳥川の淵瀬―ぬ世にしあれば/徒然 25」 (2)いつもと違っている。ふだんのとおりでない。「大地震(ナイ)ふること侍りき。そのさま,よの―ず/方丈記」

つね-に [1] 【常に】 (副)🔗🔉

つね-に [1] 【常に】 (副) いつも。絶えず。いつでも。「―書を読む」「山の空気は―新鮮だ」

つね-の-ごしょ 【常の御所】🔗🔉

つね-の-ごしょ 【常の御所】 (1)皇居内の,天皇の日常の居所。古くは仁寿殿,のちには清涼殿があてられていたが,室町時代以後,別に常の御殿が造営された。 (2)寝殿造りで,主人がふだん住む部屋,または建物。

つね-ひごろ [1] 【常日頃】🔗🔉

つね-ひごろ [1] 【常日頃】 ふだん。いつも。副詞的にも用いる。「―と変わらない態度」「―の努力のたまもの」「―主張していること」

つねまさ 【経政・経正】🔗🔉

つねまさ 【経政・経正】 能の一。二番目物。伝世阿弥作。一谷の合戦で討ち死にした平家の公達(キンダチ)但馬守経正の霊が,仁和寺で催された追善の管弦講に現れ,君から琵琶の名器「青山(セイザン)」を預かっていた生前をなつかしがり,修羅道の苦患を見せる。

つね・る [2] 【抓る】 (動ラ五[四])🔗🔉

つね・る [2] 【抓る】 (動ラ五[四]) つめや指先で皮膚を少しつまんでねじる。「ほっぺたを―・る」 [可能] つねれる

つの [2] 【角】🔗🔉

つの [2] 【角】 (1)動物の頭部に長く突き出ている骨質または角質の硬い突起。「水牛の―」「―製のパイプ」 (2)物の表面または頭上の突起物。「かたつむりが―を出す」 (3)婦人の嫉妬(シツト)や怒りのたとえ。「さすがのまま母の―もぽつきり折て/おらが春」 →角を生やす (4)家紋の一。角の形を図案化したもの。枝角と袋角がある。

大辞林 ページ 149769