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トハラ Tokhara🔗🔉

トハラ Tokhara アフガニスタン北部,アム-ダリア上流のバルフ地方を中心とする古地名,また民族名。トルキスタンからインド・イランに通じる要地で,トハラ族がバクトリア王国を滅ぼし,のち大月氏に属したが,紀元前一世紀末にクシャン朝が成立。トカラ。 〔「吐火羅・都火羅」とも書く〕

トハラ-ご [0] 【―語】🔗🔉

トハラ-ご [0] 【―語】 〔Tocharian〕 七世紀頃まで中央アジアで使われていたインド-ヨーロッパ語族の最も東の一語派。二〇世紀初頭に東トルキスタン,主に天山南路のトルファンからクチャにかけての仏教遺跡でサンスクリット語の仏教文学からの翻訳文書が発見された。文字は北インドのブラーフミー系の音節文字の一種で,傾斜体と呼ばれる書体。トカラ語。

と-ばり [0] 【帳・帷・幄・幌】🔗🔉

と-ばり [0] 【帳・帷・幄・幌】 (1)室内に垂れ下げて隔てとする布。たれぬの。たれぎぬ。 (2)物をおおいかくす物,物を隔てて区切る物などのたとえ。「夜の―が下りる」「夜の―に包まれる」

とばり-あげ 【帳】🔗🔉

とばり-あげ帳】 天皇の即位・朝賀などの大礼の時,高御座(タカミクラ)の南面の帳をあげる儀。また,その儀に奉仕する内親王・王女。けんちょう。

とばり 【戸張】🔗🔉

とばり 【戸張】 姓氏の一。

とばり-こがん 【戸張孤雁】🔗🔉

とばり-こがん 【戸張孤雁】 (1882-1927) 彫刻家。東京生まれ。版画・水彩画をよくし,日本水彩画会・日本創作版画協会の創立に参加。代表作「虚無」

とば-りきゅう 【鳥羽離宮】🔗🔉

とば-りきゅう 【鳥羽離宮】 ⇒鳥羽殿(トバドノ)

と-はん [0] 【登坂】 (名)スル🔗🔉

と-はん [0] 【登坂】 (名)スル ⇒とうはん(登坂)

と-はん [0] 【登攀】 (名)スル🔗🔉

と-はん [0] 【登攀】 (名)スル ⇒とうはん(登攀)

と-ばん [0] 【塗板】🔗🔉

と-ばん [0] 【塗板】 白墨で書くために,黒や緑に塗った板。黒板。

とばん 【吐蕃】🔗🔉

とばん 【吐蕃】 七世紀初めから九世紀中頃まで,ラサを都とする今のチベット地方にあった統一王国の,中国での呼び名。唐・インドの文化の影響を受けて栄えたが,のち唐に帰服。宋・元代では単にチベット地方をさしていう。

大辞林 ページ 150767