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とら-が-あめ [4] 【虎が雨】🔗🔉

とら-が-あめ [4] 【虎が雨】 陰暦五月二八日に降る雨。この日は曾我十郎の忌日で,妾(シヨウ)であった遊女虎御前の涙が雨となって降るという。曾我の雨。虎が涙。[季]夏。《ひとたびの虹のあとより―/阿波野青畝》

とら-が-いし [3] 【虎が石】🔗🔉

とら-が-いし [3] 【虎が石】 神奈川県大磯にある石。曾我十郎の妾(シヨウ)であった遊女虎御前が化したもので,美男でなくては持ち上げられないと伝えられる。

とら-がく [2] 【度羅楽・吐羅楽】🔗🔉

とら-がく [2] 【度羅楽・吐羅楽】 〔「度羅」はビルマ南部の堕羅とも,済州島のことともいわれる〕 度羅から伝来したという楽舞。奈良時代に唐楽・三韓(サンカン)楽と並んで盛行したが,平安時代の初期から次第に衰えて滅んだ。

とら-がしら [3] 【虎頭】🔗🔉

とら-がしら [3] 【虎頭】 「虎冠(トラカンムリ)」に同じ。

とらか・す 【盪かす・蕩かす】 (動サ四)🔗🔉

とらか・す 【盪かす・蕩かす】 (動サ四) (1)溶解する。とかす。「金は火に―・されうぞ/史記抄 7」 (2)惑わして本心を失わせる。また,心を和らげてうっとりさせる。とろかす。「酒をたしみ,女におぼれ,夙夜に思ひを―・し,志をほしいままにして/保元(下・古活字本)」

とら-が-なみだ 【虎が涙】🔗🔉

とら-が-なみだ 【虎が涙】 「虎が雨」に同じ。

とら-がり [0] 【虎刈(り)】🔗🔉

とら-がり [0] 【虎刈(り)】 刈り方が下手なために,頭髪などの刈りあとがふぞろいで虎の毛のようにまだらになっていること。「―の頭」

とら-がり [0] 【虎狩(り)】🔗🔉

とら-がり [0] 【虎狩(り)】 虎をつかまえるための狩猟。

とら-かんむり [3] 【虎冠】🔗🔉

とら-かんむり [3] 【虎冠】 漢字の冠の一。「虚」「虜」などの「虍」の部分。とらがしら。

トラキア Thracia🔗🔉

トラキア Thracia バルカン半島の南東部にある地方。地域は時代により範囲が異なる。現在はエーゲ海北東岸をさし,トルコ領とギリシャ領から成る。バルカン戦争でその領有が争われた。

大辞林 ページ 150845