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なご・す 【和す】 (動サ四)🔗🔉

なご・す 【和す】 (動サ四) 和らげる。おだやかにさせる。「歌の道,直なればこそ鬼神をも―・しむくなれ/謡曲・梅」

なこそ-の-せき 【勿来関】🔗🔉

なこそ-の-せき 【勿来関】 古代の関所。白河関・念珠(ネズ)ヶ関とともに奥羽三関の一。現在の福島県いわき市勿来付近にあった。((歌枕))「吹く風を―と思へども道もせに散る山桜かな/千載(春下)」

な-ことば [2] 【名詞】🔗🔉

な-ことば [2] 【名詞】 ⇒めいし(名詞)

なご-の-うみ 【奈呉の海】🔗🔉

なご-の-うみ 【奈呉の海】 (1)富山県新湊(シンミナト)市放生津付近の海。((歌枕))「―の沖つ白波しくしくに思ほえむかも立ち別れなば/万葉 3989」 (2)大阪市住吉区の住吉大社の西方にあった海。((歌枕))「―の朝明(アサケ)のなごり今日もかも/万葉 1155」 〔「奈呉の浦」「奈呉の江」とも詠まれた〕

なご・む [2] 【和む】🔗🔉

なご・む [2] 【和む】 ■一■ (動マ五[四]) 気持ちがおだやかになる。なごやかになる。「優しい笑顔に心が―・む」「あら人神も―・むまで/後拾遺(雑三)」 ■二■ (動マ下二) ⇒なごめる

なご・める [3] 【和める】 (動マ下一)[文]マ下二 なご・む🔗🔉

なご・める [3] 【和める】 (動マ下一)[文]マ下二 なご・む おだやかにする。なだめる。しずめる。「神ヲ―・メル/ヘボン(三版)」「さて腹立てなむ,猶―・めさせおはしませ/落窪 2」

なご-や 【和や】🔗🔉

なご-や 【和や】 〔「や」は接尾語〕 なごやかなこと。やわらかいもの。「蒸し衾(ブスマ)―が下に臥せれども妹とし寝(ネ)ねば肌し寒しも/万葉 524」 →にこや

なごや 【名古屋】🔗🔉

なごや 【名古屋】 愛知県西部,濃尾平野中央部にある市。県庁所在地。指定都市。近世,尾張徳川氏の城下町。東京と大阪の中間にあり,中京とも呼ばれ中部日本の中心都市。また,中京工業地帯の中核。古くは那古屋と書かれた。

大辞林 ページ 151131