複数辞典一括検索+

ベータ-ラクタム-けい [0]-[0] 【―系】🔗🔉

ベータ-ラクタム-けい [0]-[0] 【―系】 〔β-lactam〕 分子内にベータ-ラクタム環と呼ばれる構造を有する抗菌性抗生物質群。ペニシリン系とセファロスポリン系に分類される。ベータ-ラクタム環の部分が細菌の細胞壁の生合成を阻害して抗菌作用を現す。

ベーダ 梵 veda🔗🔉

ベーダ 梵 veda 〔「知識」の意〕 古代インドのバラモン教の根本聖典。インド最古の文献。感得した神の啓示を詩的所作により著したもの(天啓文学)。祭式と密接に関連して成立し,祭式を実行する祭官に応じてリグ-ベーダ・サーマ-ベーダ・ヤジュル-ベーダ・アタルバ-ベーダがあり,この四種はそれぞれ,賛歌・祭詞・呪文などの集成であるサンヒーター,祭式の規則・解説であるブラーフマナ,秘密の祭式・教義であるアーラニヤカ,神秘思想・哲学的考察を展開するウパニシャッドより成る。古典サンスクリットより古いベーダ語で記される。 〔「吠陀」「韋陀」とも書く〕

ベーダ Baeda; Bede🔗🔉

ベーダ Baeda; Bede (673頃-735) イギリスの神学者。幅広い学識を有し,資料に基づいた「イギリス教会史」をはじめ多くの著作を残した。ビード。

ペーター Walter Horatio Pater🔗🔉

ペーター Walter Horatio Pater (1839-1894) イギリスの文芸批評家。世紀末の唯美主義文学の先駆者で,近代印象批評の創始者として知られる。評論「ルネサンス」,小説「享楽主義者マリウス」

ベーダーンタ 梵 Vednta🔗🔉

ベーダーンタ 梵 Vednta 〔ベーダの終わりの部分の意〕 ベーダ聖典ウパニシャッドの別名。 〔「吠檀多」とも書く〕

ベーダーンタ-がくは 【―学派】🔗🔉

ベーダーンタ-がくは 【―学派】 インドのバラモン系統の一学派。六派哲学の一。宇宙の創造原理であるブラフマン(梵)を根本とする一元論を主張した。「ブラフマ-スートラ」を根本聖典とする。開祖はバーダラーヤナ。八世紀にシャンカラが出て飛躍的に発展し,中世以後のインド思想界の主流となった。

大辞林 ページ 153959