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みそ [1] 【味噌】🔗⭐🔉
みそ [1] 【味噌】
(1)調味料の一。蒸した大豆に食塩と麹(コウジ)を加え,大豆タンパク質を分解させて作ったもの。豆麹を使った豆味噌,麦麹を使った麦味噌,米麹を使った米味噌がある。古くに大陸から伝わり,米食に合った調味料として,またタンパク源として使われてきた。
(2)カニやエビの甲殻中にある,色が{(1)}によく似たもの。蟹黄(カイオウ)。
(3)工夫をこらして特色となる点。趣向をこらしたところ。「これは小型で携帯に便利なのが―だ」
→手前味噌
(4)他の語に付いて,さげすんだり,あざけったりする意を表す。「泣き―」「弱―」「―用人」
(5)子供の遊びなどで,一人前にみなされない子供。みそっかす。
(6)失敗。しくじり。
――も糞(クソ)も一緒🔗⭐🔉
――も糞(クソ)も一緒
善悪・優劣などの区別をせず,何もかもごたまぜに同一視する。
――を上・げる🔗⭐🔉
――を上・げる
自慢をする。「少(チツ)と―・げるやうだが/社会百面相(魯庵)」
――を擂(ス)・る🔗⭐🔉
――を擂(ス)・る
(1)まだ漉(コ)してない味噌を擂り鉢に入れて擂り粉木(コギ)でする。
(2)へつらう。ごまをする。
――をつ・ける🔗⭐🔉
――をつ・ける
失敗して評判を落とす。面目を失う。
みぞ [0] 【針孔】🔗⭐🔉
みぞ [0] 【針孔】
糸を通す針のあな。めど。
みぞ [0] 【溝】🔗⭐🔉
みぞ [0] 【溝】
(1)水を流すために地面を細長く掘ったもの。どぶ。
(2)敷居や鴨居などに掘った細長いくぼみ。
(3)人と人との間の感情や関係に生じた隔て。障害。ギャップ。「両国間の―が深まる」
(4)本の部分の名。本製本で,表紙の平と背の境目にあるくぼんだ部分。本の開きをよくする。
→製本
み-ぞ 【御衣】🔗⭐🔉
み-ぞ 【御衣】
「おんぞ(御衣)」に同じ。「いと寒きに―一つ貸し給へ/大和 168」
大辞林 ページ 155062。