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み-な-と [0] 【港・湊】🔗🔉

み-な-と [0] 【港・湊】 〔「水の門(ト)」の意〕 (1)海が陸地に入り込んだ所を利用したり,防波堤などを築いて外海の荒い波を防ぎ,船舶が安全に停泊できるようにした所。港湾。「船が―にはいる」 (2)河・海などの水の出入り口。「近江の海八十の―に鶴(タズ)さはに鳴く/万葉 273」 (3)行き着く所。「年ごとにもみぢ葉ながす竜田川―や秋のとまりなるらむ/古今(秋下)」

みなと-え 【港江】🔗🔉

みなと-え 【港江】 港のある入り江。「夕立のまだ過ぎやらぬ―の/続古今(雑上)」

みなと-まち [3] 【港町】🔗🔉

みなと-まち [3] 【港町】 港が中心となって交通や商業活動が行われている町。

みなと 【港】🔗🔉

みなと 【港】 東京都二三区の一。都心の南部に隣接する。赤坂・芝・麻布の旧三区が合併。大阪市・名古屋市にも港区がある。

みなと-がみ [3] 【湊紙】🔗🔉

みなと-がみ [3] 【湊紙】 和泉国(現在の大阪府)湊村で創製された粗製の鳥の子紙。壁の腰張りなどに用いる。

みなと-がわ ―ガハ 【湊川】🔗🔉

みなと-がわ ―ガハ 【湊川】 六甲山地を水源とする天王谷川と石井川の合流点から下流部の称。神戸市街中央を流れて神戸港に注ぐ。

みなとがわ-じんじゃ ―ガハ― 【湊川神社】🔗🔉

みなとがわ-じんじゃ ―ガハ― 【湊川神社】 神戸市にある神社。楠木正成を主祭神とする。1872年(明治5)の創建。楠公(ナンコウ)さん。

みなとがわ-の-たたかい ―ガハ―タタカヒ 【湊川の戦い】🔗🔉

みなとがわ-の-たたかい ―ガハ―タタカヒ 【湊川の戦い】 建武政府の崩壊と足利幕府の成立を決定させた合戦。1336年5月,九州から東上した足利尊氏兄弟の大軍を新田義貞・楠木正成の朝廷軍が摂津兵庫浜の湊川付近に迎え撃ったが,新田勢は敗走し,楠木正成は奮戦のすえ自害。足利軍は京都を占領,南北朝時代が開始されることとなった。

みなとがわ-じん ミナトガハ― [5] 【港川人】🔗🔉

みなとがわ-じん ミナトガハ― [5] 【港川人】 沖縄県島尻郡具志頭村にある港川遺跡から発見された化石人骨。旧石器時代約一万七〇〇〇年前の新人で,完全な骨格標本。

みな-ながら 【皆乍ら】 (副)🔗🔉

みな-ながら 【皆乍ら】 (副) ことごとく。全部。みながら。「ある人―すずろにゑつぼに入りにけり/宇治拾遺 14」

大辞林 ページ 155131