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みんりょく-きゅうよう ―キウヤウ [5] 【民力休養】🔗⭐🔉
みんりょく-きゅうよう ―キウヤウ [5] 【民力休養】
初期の帝国議会において,国権の拡張を図る吏党に対して民党が主張したもので,地祖を軽減せよというもの。
みん-わ [0] 【民話】🔗⭐🔉
みん-わ [0] 【民話】
民間に口承されてきた説話。広義には,伝説・由来譚・世間話などをも含めていう。民間説話。
む🔗⭐🔉
む
(1)五十音図マ行第三段の仮名。両唇鼻音の有声子音と後舌の狭母音とから成る音節。
(2)平仮名「む」は「武」の草体。片仮名「ム」は「牟」の初二画。
む [1] 【六】🔗⭐🔉
む [1] 【六】
(1)ろく。名詞の上に付けて,複合語を作る。「―月」
(2)ろく。むっつ。数を数えるときに使う。「いつ,―,なな,や」
む 【身】🔗⭐🔉
む 【身】
「み(身)」の古形。「むかわり」「むくろ」など複合した形でみられる。
――に帰・する🔗⭐🔉
――に帰・する
何もなかった,もとの状態に戻る。また,無駄になる。
――に
する🔗⭐🔉
――に
する
無駄にする。むなしくする。「人の好意を―
する」


――にな・る🔗⭐🔉
――にな・る
無駄になる。「努力が―・る」
む [1] (感)🔗⭐🔉
む [1] (感)
(1)応諾の意を表す語。うむ。「『わかったか』『―,わかった』」
(2)感心したり驚いたりしたときや返答につまったときに発する語。「―,これはおもしろい」「―,これは手ごわいぞ」
(3)力を入れるとき,口を結んで発する声。
む (助動)(○・○・む(ん)・む(ん)・め・○)🔗⭐🔉
む (助動)(○・○・む(ん)・む(ん)・め・○)
〔中古の半ば以降,発音が mu から m となり,さらに n に変わったので,後世「ん」とも書かれる〕
推量の助動詞。活用語の未然形に付く。
(1)目前にないこと,まだ実現していないことについて予想し推量する意を表す。…であるだろう。…だろう。「現(ウツツ)にも夢にも我は思はずき古りたる君にここに逢は〈む〉とは/万葉 2601」「我が背子が国へましなばほととぎす鳴か〈む〉五月(サツキ)はさぶしけむかも/万葉 3996」
(2)話し手自身の意志や決意を表す。…するつもりだ。…するようにしよう。「見れど飽かぬ吉野の川の常滑(トコナメ)の絶ゆる事なくまたかへり見〈む〉/万葉 37」「弓矢を取り立て〈む〉とすれども,手に力もなくなりて,萎えかかりたり/竹取」
(3)相手や第三者の行為を勧誘し,期待する意を表す。…してくれ。…してもらいたい。…すればよい。「逢ひ難き君に逢へる夜(ヨ)ほととぎす他(アタ)し時ゆは今こそ鳴か〈め〉/万葉 1947」「若宮など生ひ出で給はば,さるべきついでもありなむ。命長くとこそ思ひ念ぜ〈め〉/源氏(桐壺)」「子といふものなくてありな〈ん〉/徒然 6」
(4)(連体形を用いて)実現していないことを仮定していうのに用いる。…であるようなものなら。…としたら。「二人して打た〈む〉には,侍りなむや/枕草子 9」「年五十になるまで,上手に至らざら〈ん〉芸をば捨つべきなり/徒然 151」
(5)(連体形を用いて)実現が可能だったり予想されたりするとき,推量する形で婉曲に述べるのに用いる。「恋しから〈む〉をりをり,取りいでて見給へ/竹取」「これが花の咲か〈む〉折は来むよ/更級」
〔(1)上代では,形容詞活用にはその古い未然形語尾「け」に付く。「大魚(オウオ)よし鮪(シビ)突く海人(アマ)よ其(シ)が離(ア)ればうら恋(コオ)しけ〈む〉鮪突く鮪/古事記(下)」(2)現代語でも文語調の文章の中に「ん」の形で用いられる。「幸多から〈ん〉ことを祈る」「政治家たら〈ん〉とする者は」「あら〈ん〉限りの力」「まさに出発せ〈ん〉とする時」〕
大辞林 ページ 155257。